「本を読みたいけれど、どんな本を読んだらいいのかわからない」手当たり次第に読んで見るという方法もありますが、これではなかなか自分にあった本に出合うことはできません。
できれば効率的に自分にあった本を選びたいものです。そこで、面白い本や自分にあった本選びのポイントをご紹介します。ぜひ面白い本を見つけて読んでみてください。
ベストセラーから選ぶ
これまで本を読んだことがほとんどない、という方ならベストセラーを読んでみてはどうでしょうか。ベストセラー本は多くの人に読み継がれている本で、多くの人が読むにはそれなりの理由があります。
また、多くの人が読めるということは、それほど難しくはない、専門的ではないとも考えられます。つまり、ベストセラー本はこれまで本を読んだことがなかった方でも本の世界に入りやすいということです。
書店に行くとベストセラーはそのためのコーナーが設けられていることがあります。コーナーにはいくつかのジャンルの本があるので、その中から興味の持ったものを選ぶと良いでしょう。
書店に出かける暇がないという場合はインターネットを利用してみてください。インターネットでもベストセラーコーナーを設けていることがあります。
インターネットならレビューを読めるので参考になることでしょう。
芥川賞・直木賞から選ぶ
芥川賞とは、新聞や雑誌に発表された純文学の中から選ばれた最も優秀な作品に贈られる賞です。直木賞は、新聞・雑誌・単行本として発表された大衆文芸作品の中から選ばれた最も優秀な作品に贈られる賞です。
純文学は純粋に文学としてのもので、大衆文芸作品は娯楽性があります。読書をする習慣がない方でも、芥川賞や直木賞の受賞者発表をテレビなどのニュースで見聞きすることがあると思います。
書店では受賞作品のためのコーナーが設けられており、賞を受賞した作品は飛ぶように売れています。芥川賞や直木賞を受賞した作品を読んだという方が身の回りにいませんか?あなたも受賞作品を読んでおけば、作品を読んだ他の人たちと話題を共有することができます。
本を読むことが苦痛に感じるような方でも、周りに遅れないようにと思えば1冊読みきれると思います。
メディア化した作品から選ぶ
映画化やドラマ化された作品に興味を持つ方も多いと思います。自分が見たことのある映画やドラマの原作なら本の世界も理解しやすく、本の世界の中に入っていきやすいことでしょう。
映画やドラマと原作は少し違うところもあり、その違いを見つけたり、どちらの方が自分好みかなど考えてみるのも面白いです。映像として見るのとは違った楽しさが本にはあります。
映画化やドラマ化された作品も書店ではコーナーを設けていることがあるので見つけやすいです。インターネットで探すときには、映画やドラマの作品タイトルで検索してみると見つかるかもしれません。
古い作品だと書店ではコーナーが設けられておらず、インターネットでも探しにくいかもしれませんが「映画化 本」、「ドラマ化 本」などで検索をすると、そういった本を紹介しているサイトが見つかるので参考にしてみてください。
まとめ
本を読むことは本当に楽しいです。これまで本を読んだことがなかった方、読んでみたいけれどどんな本を読んだら良いのかわからなかった方も、ぜひ本を手に取ってみてください。
ここでは自分に合った本の見つけ方をご紹介しました。ベストセラー、芥川賞・直木賞受賞作品、メディア化された作品などは、どれも手に取りやすいものです。
本を読む習慣がなかった方でも楽しめると思います。難しそうなイメージがあるかもしれませんが、一度手に取ってみるとその印象が変わることでしょう。
本を読むことで世界が広がります。自分が知らない世界が本の中には広がっているのです。一冊読むとそこからどんどんと世界が広がっていきます。
気になった本を手に取ってみてください。