自己啓発で結果が伴うものとそうでないものとの違いとは

自己啓発で結果が伴うものとそうでないものとの違いとは自己啓発

自己啓発は自分の能力や存在意義、より高い目標や成功の達成など色々ありますが、そのために知識を入れたり努力をするだけでは自己啓発ではなく、自己満足に近いものがあります。

自己啓発は自分の能力などで、周りの人が影響を受け、その周りの人の行動が自分に影響を与えてくれる結果のことだと思うので、それを具体的に説明します。

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自己啓発とは

自己啓発とは、簡単に言うと自分自身で自分を高いレベルのところまで向上させようとすることです。

その結果として、現状よりも高い能力が発揮できる、より多くの成果や報酬が得られる、より自分という人間の価値が上がる、より多くの人から必要とされるなどの状況が生まれるように研鑽や努力をすることです。

では、具体的に自己啓発とはどのようなことか、どのようなことをすれば上記のような結果を作ることができるのか、ということです。

自己啓発はあくまでも自己意識の高さの延長上にあると考えるので、人から言われてするものではありません。ですので、自己啓発をする分野は基本的に自分が得意な分野、あるいは好きな分野である必要があると思います。

より高みを目指すのですから当然だと思いますが、ここを間違えると自己啓発のモチベーションの維持が難しくなります。

結果が伴わない自己啓発

自己啓発として何か努力を始める人の中に、努力してある目標を立てて、そこに到達したことに満足してしまう人がいます。意外とこういう人が多いと思います。

このような努力をしてしまいがちなのが語学力を選んだ人です。例えば漢字の勉強をして漢字検定合格や英語の勉強をして英検合格などが特にそうですが、1日何時間も勉強したりいくつも問題集や参考書を買う。仕事の合間や家事の合間に、勉強をするのです。

見たいテレビも我慢したり、睡眠不足になりながらも勉強します。そして見事検定試験に合格する。とても素晴らしいと思います。問題はこの後です。

仮に漢検1級や英検1級に合格したとします。その合格するための目的があるかないかです。ない人は合格が努力をした目的です。合格が目的だと自己啓発とは言いにくいと思います。

より知識は増えましたが、それ以外には変化がありません。自分が努力したことが巡り巡って、自分に影響を及ぼすためにするのが自己啓発だと考えるからです。

結果を伴う自己啓発

先ほどの例を使って説明します。英検1級合格が目的ではなかった場合を考えます。もともと英会話に通っていて、英語の知識と英会話力も備わってきたので、英検を受験したら1級合格した。

英検の合格で、自信がついて英会話も問題なくできるようになり、それが会社で認められ、新たに通訳の仕事ができるようになった。

このような結果に結びつくことが自己啓発だと言えると考えます。英語の勉強の努力が、会社の人にも理解され、新しく必要となった通訳という役割、その役割の適任は努力をしていた社員に任せようということです。

自分の努力が巡り巡って、自分に影響を受け与えたということになります。英検1級合格という同じ努力でも、その努力によって何か結果が出ないのであれば自己啓発ではないのです。

自己満足ではない自己啓発が高みを見せてくれます。

まとめ

同じ努力をして同じ所に到達しても、目的が違うと結果が大きく異なります。自己啓発は自己満足ではいけないのです。

自己啓発によって知らないうちに周りを巻き込み、そして周りがそれをいつのまにか認めてしまうほどの努力をすることが自己啓発だと思います。

周りが自分の努力を認めてくれる環境を作ることで、その結果は必ずついてきてくれます。これが自己啓発の仕組みであり、この仕組みだからこそ自己啓発に対してモチベーションが維持できるのだと考えています。

自己啓発とは新しいことにチャレンジするというよりも、得意分野や好きな分野をより磨くことに特化した、自己啓発=自己研鑽という考え方が適しているのではないでしょうか。

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