多くの自己啓発は自らが意識をして、気持ちを切り替えるなどの意識改革が必要です。しかし、思考はその人の癖や長年の習慣などもあり、一時的に前向きになれたとしても、それを継続させるのは難しいことかもしれません。
運動することで自然に前向きになれれば、これほど簡単なことはありません。また、運動を継続することで前向きになる思考が習慣化され、それが当たり前になっていくでしょう。
決断力が付く
気持ちが後ろ向きになっている時は、いろいろと理由をつけて、なかなか決断ができない場合も多いものです。しかし、そういう時こそ歩いたり走ったりすることで、気持ちを前向きに持っていきやすくなります。
走ったほうが短時間で効率よく運動量を高めることができます。しかし、今まで運動不足だった人がいきなり走ってしまうと、筋肉痛などが起こってしまいます。
運動は無理をすることではなく、あくまでも自分のペースで心地良いと感じる程度に行ったほうが良いでしょう。心身を健康に保つための運動であれば、無理をせずに長続きさせるようなやり方を実践していきたいものです。
まずは歩くことを習慣化して、それが慣れてきたら少しずつ走るようにすると良いでしょう。歩くことも走ることも、どちらも前に進む行為です。
脚を前に出すことで気持ちも前向きにしやすくなります。気持ちだけで何とかするよりも、まずは歩いたり走ったりしてみることで、前向きな気持ちになりやすくなるでしょう。
集中力が高まる
歩き続ける、又は走ることで、最初は雑念があったとしても、徐々に今やっている行動に集中できるようになります。運動を行うことで深呼吸がしやすくなり、それに伴って物事に集中しやすくなります。
過去や未来のことをあれこれ考えて不安になってしまうのは、気持ちが後ろ向きになっている証拠です。しかし、歩いたり走ったりすることで、集中力を高めることができるので、今に集中できるようになります。
今に集中できる習慣をつけていくことで、自然に前向きな気持ちになっていくでしょう。しかし、場合によってはそれでもあまり効果がない場合があります。
その場合は無駄に後ろ向きの思考になっているわけではなく、解決しなければいけないことなのかもしれません。問題解決を行う場合も、気持ちを前向きにしておいたほうが良い策が浮かびやすいものです。
体力が付く
歩いたり走ったりすることは運動量を増やしていくことに繋がります。その為、体力が付いてきますし、それに伴いメンタル面の強化をしていくことにも繋がります。
心身が健康で体力があれば、自然に前向きな気持ちになりやすいものです。同じ状況でも、前向きな思考や行動ができるようになることで、その後の展開も変わってきます。
後ろ向きに考えやすいときはメンタル面が弱っていることも考えられます。心と体は密接な関係があります。そのため、体を鍛えることで心の体力も付けていきやすくなるでしょう。
現代はとても便利な社会になっています。その為、意識をして体を動かさないと、どうしても運動不足になりがちです。
精神的疲労を解消するためにも、歩いたり走ったりすることで軽減しやすくなります。歩くことや走ることは一人でいつでもどこでもできる運動なので、まずはその一歩を踏み出してみることから始めてみたいものです。
まとめ
歩いたり走ったりする時間を確保するために、通勤時間を利用したり外出の用事で乗り物を使わないなどの工夫をすることで、無理なく運動量を増やすことができるでしょう。
運動量を増やすことで、自然に前向きな思考になれれば、毎日の生活においてのメリットが増えていくでしょう。また、心身の健康にも繋がっていくので、多くのメリットが期待できます。
気持ちが後ろ向きになりやすいときは、気持ちに体が付いていかない、体調が良くないなどの理由が挙げられます。同じことを楽にできるようになれば、無駄なストレスも減らしていくことができます。
自己啓発の方法はいろいろありますが、メンタル改善だけではなく、体と心の両方にアプローチしていくことによって、良い相乗効果を高めていくことができるようになるでしょう。