手っ取り早く英語を上達させるという事は無理ですが、常日頃から英語圏の文化に慣れ親しむことにより、英語への親和性を身に着けることで、わざわざ留学したり、そのまま英語圏で就労しなくても、日本にいながらにして学ぶことが可能になります。
むしろ、英語圏の様々な本や音楽、映像といった情報媒体、若者のカルチャーに他国よりも偏向された情報もなく自由に触れ親しむことができる国は日本くらいだと言って良いでしょう。
その事をメリットとしてとらえ、日本にいながら海外の文化に触れる事で英語力を養う事を目的として記事にしてみました。
海外のゲームで遊んでみる
今でこそ日本のゲーム産業は世界的に見てもかなり有力ですが、英語圏でのゲーム産業とその文化もなかなか侮れないものがあり、昨今のe-sportsブームも世界的なブームとなっています。
特にsteamを初めとしたゲームの販売、制作を行い、一つのアプリを介してゲームユーザー同士のコミュニティも醸成されている昨今では、英語でのやり取りがごく普通に行われています。
もちろん非英語圏の国々の人でもネット環境さえあればすぐに始めることができるため、新興国のユーザーも非常に増えています。
人気のゲームタイトルでは常時利用者がいるため、チャットで必然的にコミュニケーションを取らざるを得ないため、英語でのコミュニケーションが推奨されます。
まずは英語の勉強を始める前に、これらのゲームサービスを実際に利用してみることで、英語圏の文化に遊びながら触れてみることをオススメします。
海外の様々なウェブサービスを利用する
海外のウェブサービス(amazon、facebook、twitterなど)を利用することで実際に海外の文化に触れてみることもオススメです。
また、海外の販売物で欲しいものがあるならば、実際に購入してみるという事もアリだと思います。実際にどういった商品があるのか、日本との価格、品質はどうなのか、購入するための方法、予備知識と準備など、すべて英語で書かれてある事がほとんどです。実際に日本で個人で輸入したり、方法を載せたブログなどがあるので、それを元に実践してみるのも良いと思います。
ただしトラブルが発生して実際にモノが届かなかったり、頼んだものと全く違うものが送られてきたりする場合もありますが、その場合は英文でメールで対応をお願いしてみることも可能です。
もし欲しい物があって、時間も金銭的にも余裕があるならばやってみても良いでしょう。最近ではクレジットカードの支払い代行と、販売者への問い合わせをしてくれるサービスもあるので利用してみる価値はあると思います。
海外のSNSを利用するのも、英語圏の文化に触れる一つの機会となりえます。SNSではタイムラインにニュースが報じられることがありますが、海外のニュースメディアでは、購読者が世界中にいる事を見込んで、様々なトピックをウェブ上に公表しています。英語以外の言語でも報じられていますが、対外国向けに英文でも訳されています。
いきなり海外の事象に触れるにはハードルが高いと思う人もいるでしょうが、ニュースの内容は多岐に渡ります。
自分の好きなジャンルの記事でイベントの開催や、その様子の記事など、はじめはそう言った物でも構わないでしょう。どうしても難しい表現があるならば翻訳サイトを使って大まかに理解するという事でも良いと思います。
インターネットを用いて海外の文化に触れてみる
音楽や映像、創作物に興味があるならばインターネットでその事を調べて、実際に触れてみる事も方法としてはアリだと思います。海外ドラマや映画、様々なアーティストが楽曲をウェブ上で公開しています。
そして、もしも楽器が引けたり絵が描けたりといった技術をお持ちで、何らかの創作活動を今現時点で行っているのであれば、SNSや情報発信サービスにその様子を投稿したり、自分で作成したものを、海外の人たちに発信してみるというのも一つの手です。
もちろん英語で文章を書いたり、翻訳して載せてみたりできれば、世界中の人たちが視聴者、購読者となります。また、最近ではチャットサービスなどを利用し、直接海外の人と直にコミュニケーションを図ることもできます。
何をどう話すかは、サービスを利用している本人次第であり、より具体的に説明をしたり、解説を記入するためにはそれなりの英語が必要になります。
中にはこちらのコミュニケーションに応じない人もいるとは思いますが、一生懸命英文をチャットで記入して、会話を試みようとしてくれる海外の方も多くいます。使用する言語はもちろん相手に伝わる言語を用いるべきです。
表現の自由はあくまで日本国内だけで認められている事で、海外では非常に失礼で相手を侮辱する行為と取る方もいます。
トラブルに巻き込まれないために、あえて相手に挑発的な行動や威嚇的な行為をとることは止めましょう。良識的な行動が推奨されます。
とにかく英語を用いて海外のサービスを利用してみよう
ネット環境さえあれば、amazonやyoutube、facebook、twitterなど様々な海外のウェブサービスを無料で利用することができる時代です。
それによって必然的に海外の人と、実際に英文やチャット、口頭で会話する機会も必然的に増えてきています。
すぐに英会話学校にお金を支払って英語を習う、いきなり留学手続きを取って英語圏に飛び込むという事も、準備にかかる時間も費用も潤沢にあるのであればアリだとは思います。
ですが、これらのウェブサービスを利用して英語圏の文化に慣れ親しむことを恒常的に行うことも可能なので、是非利用してみることをオススメします。
何より無料でできるサービスもあるため利用しない手は無いでしょう。