今年新発売された綴じ手帳「高橋手帳 torinco1」の使用感

今年新発売された綴じ手帳「高橋手帳 torinco1」の使用感文具

季節の変わり目で新しい手帳は何を使おうかなと悩んでいる人も多いかと思います。私はずっとシステム手帳を使ってきたのですが、今年は心機一転して綴じ手帳を使ってみることにしました。

使用して約一ヶ月経過したところで、今年新発売された綴じ手帳「高橋手帳 torinco1」の使用感について紹介します。

スポンサーリンク

月間+デイリーの構成でたくさん書き込める

torincoは3種類展開されていますが1は巻頭に月間のページがあり、次に1日1ページ書き込めるデイリーのページが続きます。付属の栞は2本なので、月間とデイリーにそれぞれ挟めます。

巻末のおまけは路線図と地図、フリーページだけという無駄を省いた構成です。罫線は方眼なので字の大きさを気にせず書きたい人、図や表を綺麗に書きたい人、文頭の位置が揃わないとモヤモヤする人などに特に向いています。

デイリー欄は仕事のネタや趣味関係の活動記録、簡易レビューなどを書くことが多いですが、たまに絵を書いたり万年筆の試し書きをしたりと自由に使っています。

紙質はスムースで薄くても裏抜けし辛い

筆記をする時は殆どが万年筆ですが、引っかかりもなく裏抜けもせず快適に使えています。手触りはツルツル・サラサラとした感じです。

インクの濃淡も綺麗に出ますし、速乾なのでストレスもありません。水性の極細ボールペンや蛍光マーカーも、何度も重ねて書けば裏に染みる可能性はありますが普通に使っている限りは問題ありません。

用紙の色は完全な白というよりもややクリームがかった白のため、眩しくなく目にも優しいです。デイリータイプだと手帳に向かう時間も長いので、目が疲れにくい点は気に入りました。

便利だが180度開かないという欠点も

上記のように使用感は概ね満足なのですが、手帳が180度開かないという欠点があります。安定して開いてくれないためページを強く押さえながら書いたり、閉じては開くの繰り返しになるのは地味ながらストレスです。

今までそうした悩みとは無縁だったので、「手帳を買う時は開きも確認すべし」という教訓をここで得ました。

新製品だけあってその辺りはまだ荒削りなのかもしれませんが、大手メーカーのものなので今後の改良に期待といったところでしょうか。

まとめ

以上、綴じ手帳「高橋手帳 torinco1」の使用感についての紹介でした。

一部使いづらい欠点はあるものの、無駄なくコンパクトにまとまっていたり紙質がよかったりと総合的な評価は高いです。

さすがにシステム手帳と比較すると自分だけの手帳感は薄まりますが、気軽に使えたりどこにでも持って行ったりできるのは大きなメリットだと感じました。

タイトルとURLをコピーしました