夫の子育てにおける子供との向き合い方

夫の子育てにおける子供との向き合い方夫の子育て

子育てについて最近では、妻だけに子育てをやってもらう時代ではありません。今の時代、どのように夫は子育てを妻と協力してやっていけば良いのでしょうか。

どちらかというと男性は子育てが苦手です。苦手なことを苦手だと素直に言えるのは、実は大切なことです。今回は、夫が子育てについてどう向き合うのか、について見ていきます。

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妻と夫は良好な関係が子供に良い

妻と夫の関係は良好なのが子供には一番良い環境になります。例えば、妻と夫の関係が悪いと子供はすぐにそれに気付いて二人の仲を取り持とうとします。

妻と夫の関係が悪いと子供にどういう風に悪いのか、それは妻がある事を子供に言っている時にそれを夫が出来ていなかったら、子供は母親の言っていることを聞かなくなります。

なぜなら、子供が直しなさいと言われている事を父親が出来ていないのだから当然です。こんな風に妻と夫が同じ目線で見ていたり、同じ生活態度を取っていないと子供は母親の言うことも父親の言うことも聞かなくなります。

つまり、妻と夫の関係が良好でないと子供にとって大変居心地の悪い状態になります。子供が言うことを聞かなくなれば、余計に夫は子供を叱るようになって悪循環に陥ります。

基本的なことですが、子供のために夫婦は最善を尽くして協力するべきです。

子供の話をよく聞く

子育てに置いて、子供の話をよく聞く夫は大切な存在です。子供の話をよく聞くのは意外と重労働です。ですが、これをきちんとやっていないと後々、子供の成長によくありません。

「その話は前に聞いた」と父親が言うこともありますが、子供は何十回と同じ話をしてくるのです。それを「前に聞いた」と子供に接すれば、弱い子供なら泣いてしまうのではないでしょうか。

実際のところ、子供との話はあまり面白くないと感じている方もいると思います。しかし、子供の未来を考えた時に「コミュニケーション」の能力を上げるのは大変重要です。

「コミュ障」という言葉が出来てしまった背景には、子供の話をよく聞かない父親のせいだとも思っています。子供は日々成長します。子供の成長を楽しみながら子供と会話をするのが父親の役割りだと思います。

子供が大人になった時に父親との思い出が何も無いと悲しいです。是非、父親は子供とよく話をして欲しいと思います。

父親の考えはあくまで父親の考え

父親の考えはあくまで父親の考えです。子供に「父親の考えが正しい」と教えるのは良くありません。人間はみな完璧では無いのです。

ですので、父親も間違えることがあるという事を子供に分かってもらうのは重要です。昔の父親に多かったのが、自分の考えを無理に子供に分からせようとする事です。

そして、子供がまともな事を言えば「聖人じゃあるまいし」と言うのです。これでは、会話が通じません。父親は寛容である必要がありますし、たとえ父親でも間違うことはあるのです。

そういう風に子供と接していれば、子供もより成長するはずです。子供が嫌なのは、父親の考えを無理に要求される事です。

子供は他人から言われたことはしませんが、自分でやると言ったことは守ります。つまり、人から押し付けられたことをやるのは本来嫌なはずなのです。

ですので、父親の考えも一つの意見に過ぎないという事を説明するのは大切です。

まとめ

「妻と夫は良好な関係が子供に良い」、「子供の話をよく聞く」、「父親の考えはあくまで父親の考え」と見てきましたが、共通して言えるのは、夫も一人の人間だということです。

一人の人間だと言うことは間違いもしますし、完璧ではないのです。そして、子供もまた一人の人間だという事です。親から無理やり押し付けられたことをやっている限りでは、自分の限界を突破することは出来ません。

子供が将来、立派な社会生活を送るためには、夫婦が協力して考えていかなければなりません。一つのチームだと考えれば「自分はこのやり方でやってきたから」と言うのは通用しないと思います。

自分が今までやってこなかったこともやる必要があります。それが子供を第一に考えた家族の関係だと思います。

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