夫の子育てが苦手・・どうすればよい?

夫の子育てが苦手・・どうすればよい?夫の子育て

今回は、家族の中での役目について考えてみましょう。父親は仕事、母親はご飯作りに洗濯、子供たちの面倒やその他諸々、かつて日本の社会はそうでした。

それも終身雇用そのものに陰りが見え始め、夫婦共働きが一つのスタイルとして圧倒的な多数派となっている現在は、考え方も違ってきて当然と言えるのではないでしょうか。

ここに決められた答えは存在しません。父親としての役目についても、一度考えるキッカケになればと思います。同時に、幸せの形を考えるキッカケになればと思います。

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夫と家族の関係

子育てに対して、父親としての役目、母親としての役目をお互いに一度リセットして、お互いが助け合う前提の下で、家族が生活していければと言うのが今回の考え方です。

これまでのように自分の役目を固定したまま、子育てに参加したとしても家庭では迷惑がられていくことが多いと思います。

毎日の事ですのでその中で自分の本来の役目は仕事であり、子育てではないと認識してしまえば、上手くいかなかったときに結局は人のせいにすることになるからです。

そうなると母親にしてみれば、夫の子育ては迷惑な工程になってしまいます。結果的には夫婦が上手くフォローし合うのが良い形だと思います。

その割合や考え方は人それぞれであって当然ですが、子育てに対して父親も当人だと自覚する必要があるでしょう。

それぞれの役目

夫の子育てが不満だと言われる理由には、今まで母親が補っていた分野に父親が参入するわけですからあって当然とも言えます。同時に父親としての自分の役目を一度リセットしてゼロから考えるのが良いかもしれません。

会社では 営業・生産といった自分の担当があります。自分の担当をこなしていれば良しとされるのが会社ですが、家の仕事といえば多種多様です。

ですのでロジカルに考えるより、今何をしたら家族が喜ぶかについて考えて、それらの行動をするといった感覚が必要になります。

経験上ですが、少し出来るようになってくると家族に喜ばれるようになり、今までより家族と自分の仲が良くなっていくのが実感できるようになります。

同時に、今までの自分の役割を一度捨ててしまうと、何屋でもない自分と対当することになります。これをすることで精神的に楽になります。

そして仕事に対しても、余計な力が抜けて仕事への取り組みが良い方向へと変わっていきます。

頑張りすぎない非力宣言

頑張ると言う言葉は聞こえは良いですが、頑張り続けなければ維持できない生活と言うのは正直続けられないのではないかと思います。

頑張れないときは別の手段を考えるようにしています。例えば、共働きで疲れて余裕がない時は無理をしません。そのまま外食やテイクアウトで済ませてしまいます。

そういった意味では、親として夫として適切に行動できるときばかりではないという事も知っておかなければいけません。それは、母親でも同じことだと思います。

役目を決めているとこういったとき攻められたりするのですが、役目として行動している訳ではないので別に良いと思います。お互い辛い時はパスしてしまいます。

家庭でノルマなんてあったら誰だってストレスが溜まりますよね。家族にノルマをかけない事と同時に自分もノルマを背負わないようにしておくと良いと思います。

まとめ

夫婦共働きが多数派の社会で、夫が楽しく喜ばれるような子育てに参加していくためには、考え方として役割分担を捨てるというのも一つの方法です。

しかし考え方は人それぞれで何が良くて何がダメという事はないので、逆に言えば失敗しながら見つけた形が、それぞれの家庭のリズムになるといったこともあり得るのではないでしょうか。

夫婦で役割分担を捨ててしまえば、成長過程である子供は人に対しても子供自身に対しても役割で自分を縛るような人間にはなりません。結果的に自分で動けるようになっていきます。

ご飯を作るのが仕事、という人がいなくなることで、当たり前のように「ありがとう」が言えるようになると思います。

夫の子育て参入は、結果的に自分も意外と楽になってしまう変化だと思ってやってみられると良いと思います。

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