日差しの強い日中、屋外で車を長時間止めていて、いざ車に乗り込もうとすると、車内からものすごい熱気を感じてしまうことってありますよね?
しかもその熱気を感じながら仕方なく車に乗り込むのですが、暑さを和らげようとエアコンをつけてもすぐに冷えることはなく、冷えが効くまでの間で体から汗がにじみ出てきます。
今回は、そんな状態の車内の温度を短時間で簡単に下げる方法、車内の温度を上げない対策をご紹介します。
車に乗り込む前に全てのドアを開けて換気する
熱気が充満している車内の温度を、短時間で下げる一番簡単な方法は、車内の熱気を外に逃がす事です。
具体的には、車に乗り込む前、運転席のドアはもちろん、助手席ドア、そしてバックシートのドア、ミニバンなどであれば、リアハッチ(トランクのバックドア)も開けた方が良いです。
簡単に言うと、車に付いている全てのドアを開けっぱなしの状態にすることです。ここまで大体1分もあればできると思います。
そして、最後に開けたドアから順番に閉めていき、最初に開けた運転席ドアを閉めながら車内に乗り込んで完了です。
開けている時間は数秒で大丈夫ですが、とても暑い様なら10秒くらい開けておくと、より効果があります。
ここまですると、車を開けた時に感じた熱気はほぼなくなって、車に乗り込んでも汗が吹き出るなどの不快な感じはしないと思います。
暑ければ車体を冷やすためにすぐに発進する
たまに、車に乗り込んでから、エアコンが効くまで「暑い、暑い」言いながら、発進せず、服をパタパタさせて、ようやくエアコンが効き始めたら、発進する方がいます。
この時間は大変無駄な時間です。それよりは、すぐに車を発進させる方が良いです。その理由は、走行し、風を受ける事で車体の温度が下げられるからです。
イメージしてもらえば分かると思いますが、車は鉄の塊です。鉄の塊なので、どうしても車内だけでなく、車体自体も熱を溜め込んでしまいます。
車体に熱が溜め込まれた状態ですと、エアコンを使ったとしても、車内の温度が下がるには時間がかかり、どうしてもエアコンの効きは悪くなります。
その車体に溜め込まれた熱をより早く放出するためにも、すぐに発進する方が効率的なのです。
また、すぐに発進し、窓を開け、車内の熱気を外に逃がしてやれば、より短時間で車内の温度は下がり、エアコンの効きも良くて快適に過ごせます。
駐車している状態でも窓を少し開けて換気しておく
車を駐車する際、車内に熱気がこもる事を防ぐために、窓を少し開けて換気しておく事でも、車内の暑さ対策にはなります。
炎天下、短時間の駐停車とはいえ、締め切った車内だとすぐに車内の温度は上がってしまい、次に車に乗り込む際、運転席のドアを開けた瞬間にムワッとした熱気を感じてしまう羽目になります。
またその後、エアコンをつけて運転していても、どうしてもエアコンの効きは悪くなり涼しくなるまで時間がかかります。
この様な状態を防ぐためにも、駐停車する時点で窓を少し開けておく事で、車内の換気を行い熱気がこもってしまう事を防ぐことができます。
ポイントとしては、運転席側だけでなく運転席と助手席、後方席の窓ガラスを少し開けておく事で、空気の通り道がうまくできて、換気がされやすい状況になります。
まとめ
夏に気をつけたい、車の換気とエアコンの効きを良くする方法についてご紹介しました。
ポイントとしては、炎天下駐停車した後に車に乗り込む際、どの様にすれば車内の熱気を短時間で放出すれば良いかという事ですが、今回挙げた3点はどれも短時間で確実に誰でもできる事ですので、車をお持ちの方は是非試していただければと思います。
また、今回ご紹介した方法で、車内の熱気をうまく外に逃がす事で、エアコンの効きを良くし、それに関連して燃費の良さにも繋がります。
夏場にエアコンをかけた状態での運転が、車にとっては燃費の悪い状態になりますので、燃費性能を良くする上でも簡単にできる事ですので、是非一度これからの夏、車に乗り込む際に試してみてはいかがでしょうか。
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