テレビでも毎日のように伝えられている自動車の事故。皆さん他人事ではないなと感じることが多いのではないでしょうか。誰だって事故は起こしたくないですし、逆に巻き込まれるのも嫌なものです。
事故によって時には命を脅かされるようなことだってあります。ですので、よくある事故を中心にどういった点に気をつけておくのが良いかポイントを絞ってお伝えします。
よくある事故を予防する運転
よくある事故はおおまかにですが4つで、それは「追突事故」、「バック時の事故」、「出会い頭の事故」、「右左折時の事故」です。これらの気をつけたいポイントをまとめてみました。
追突事故
わき見運転や前方への不注意が原因で起きます。直線の道路や交差点で起こりやすいです。前の車の減速・停止を予測しながら、余裕をもった車間距離をとってください。
バック時の事故
安全の確認が不十分な時に起こり、駐車場で起こりやすいです。バックする際には、ミラーやバックモニターだけに頼らず自身の目で見て確認しましょう。
また、バックする時は人がゆっくりと歩く程度の速度が適しています。補足ですが駐車場では当て逃げやいたずらなども多いです。
マナーの悪い車の隣への駐車や、そういった場所への駐車を避けることも大切です。
出会い頭の事故
安全の確認不足や一時停止が行えていないと起こります。特に信号のない交差点で起こりやすいです。交差点に設置されているミラーに頼りすぎないでください。
ミラーでは距離感がはかりにくく、自転車や歩行者を見落としやすくなります。ですので自身の目で確認しましょう。
一時停止の道路標識がある場所ではしっかりと止まるのと同時に、左右の確認も忘れずに行いましょう。また、停車中の車や物の陰から自転車、歩行者の飛び出しにも注意が必要です。
右左折時の事故
安全の確認不足や前方への不注意で起こります。市街地の交差点で特に起こりやすいので注意してください。特に右折は焦らず行いましょう。横断中の歩行者を見落とさないように注意してください。
また、対向車が道を譲ってくれることがありますが、陰から車やバイクなどが直進してくることがあるので、注意して丁寧に確認することです。
左折の際には車両の死角を意識して、巻き込みに注意しましょう。
天気が悪い時の事故を予防する運転
大きく「雨の時」、「強風の時」、「雪の時」の3つにわけられます。
雨の時
雨の時は路面が滑りやすいです。また、降り始めの時には道路の泥やほこりが雨と混じり非常に滑りやすいので注意してください。
ブレーキをかけてから車の停止までの距離が長くなるので、スピードは出し過ぎず車間距離を十分にとることです。
また、ワイパーの速度を調節して視界の確保をしましょう。ライトをつけて対向車や歩行者などに存在を知らせることも大切です。
強風の時
風の衝撃からハンドルが切られ、事故につながることがあります。風が強いときはハンドルを強く握るようにしましょう。
また、大型車や建物の隙間では特に風が強いので注意が必要です。
雪の時
降り始めから雪が融けるまで路面が滑りやすくなります。スピードを抑えて車間距離を十分に確保しましょう。
視界が悪くなりがちなので、車の雪をしっかり落とすなど視界の確保に注意しましょう。
まとめ
よくある事故を4つと天気が悪い時の事故3つに分類しました。車の運転をする際には、ただ事故に気をつけるのではなく、ポイントをしぼって注意してみてください。
これら全て大きな事故につながりやすいので常に注意しておかなければいけません。どれだけ安全運転を意識しても、国が罰則を強化しても、たくさんの車が走り回っているので事故がなくなることはなかなかないものです。
しかし、今回書いたようなポイントを押さえ、安全運転への意識を高められたら加害者はもちろん、被害者となるリスクを軽減することができます。
交通規則を守りながら、ポイントを押さえた自動車の運転を行い、自分はもちろん他者の命を守って快適なカーライフを過ごしましょう。
万が一事故を起こしてしまったときの対処法は↓
