暑い夏をどうやって乗り切るのか、それは人によって対策は様々でしょう。今回オススメするのは、まず体全体を冷やすのではなく、部分部分を冷やすこと、そして食事に一工夫することです。
この2つを実践することで、確かに暑いけれど、あまり苦痛に思わなくなります。もちろんこのやり方がすべてとは言いませんが、暑い盛りの出勤、帰宅してからの食事に工夫するだけで大分違います。
効率的で健康に良い体の冷やし方とは
まずオススメしたいのは保冷剤です。これを専用のタオルに入れて首に巻くだけで、実にひんやりします。タオルそのものに冷却効果がある商品もありますし、カイロの原理を応用した冷却グッズなどもあります。

その他にも肌がひんやり感じるローション、さらにワイシャツにスプレーしておくだけで、清涼感が得られるミストなど様々です。休日にドラッグストアに行って、自分に何が合うのか検討して買ってみるといいかもしれません。
単価もそれほど高くないというか、むしろ安いほどです。単価で1,000円を超えるのは、冷却効果のあるタオルくらいですので、数点をまとめ買いしてみるのもオススメです。
職場がクールビズを実行している人は、それだけ冷房の効果がないので、体には良いのですが、外から帰ったりすると暑く感じることもあります。
そういう時はこういった冷却グッズを使って、就業意欲を高めてみましょう。
体を内側から冷やす食習慣をつけよう
次に食生活です。暑い時はボリュームのあるもの、例えばうなぎや焼肉、ステーキなどが体力をつけるために必要です。しかしそれだけではなく、体を中から冷やす野菜なども良いでしょう。
よく、ウリ科の野菜には体を冷やす効果があると言われます。冬瓜が特に有名ですが、キュウリとか、あるいはスイカなどでも体を中から冷やしてくれます。
自炊をしている男性は、この点を考えてメニューを考えてみましょう。日本人はキュウリは生で食べる物と考えがちですが、炒めたりしても結構おいしいものです。
また漬物や和え物は、ビールのつまみにもなります。既婚者で奥さんが料理を担当している場合は、夏場はキュウリのレパートリーを増やしてもらうと良いでしょう。
ビールといえば、枝豆もつまみによく熱中症予防に効果があるので、こちらもオススメです。また豚肉も暑さによる消耗に効果があります。
ゴーヤを緑のカーテンにするのも、暑い夏にピッタリです。

冷却や食習慣だけでなく体も清潔に
暑さ対策というと、つい冷房の効いた部屋とか冷たい、それもあっさりした食物を連想してしまいます。確かにそれはそれで一つの方法です。
しかしあまりそちらの方に偏ると、新陳代謝が良くなくなったり、むくみやすくなったりもします。本当は自然の風に当たるとか、扇風機を使うなどといった方法が体には良いと思います。
それと、湿度が高い日本の夏は、やはり体を清潔にしておくことです。皮脂がたまって頭皮の毛穴につまると、髪の成長に影響するので抜け毛が多くなります。
それから皮脂が大好物のカビがいて、これが水虫の原因になったりします。体を冷やすことや食事の他に、常に清潔を保つことも付け加えておきましょう。
しかし、夏場のシャワーはどうも暑くてという人もいるでしょう。そういう人はシャワーの後に塗って流すだけの、ジェルやローションを使うと肌がさらさらになって気持ちがいいです。
まとめ
暑い夏、冷房や冷たい食べ物、飲み物に逃げてしまいたくなる人は多いでしょう。しかしそれでは体に良くありません。
まず保冷剤を入れたタオルを部分的に冷却し、さらにキュウリや冬瓜など、体を冷やしてくれる食物を積極的に採り入れると良いでしょう。
豚肉なども疲労回復には良いです。特に夏場の通勤や外回りは暑いのですが、こういう冷却グッズを活用するとかなり抑えられます。
そして汗もかきやすいので、髪や体をよく洗って清潔を保つようにします。特に皮脂をそのままにしておくと、抜け毛や水虫の原因になりかねません。
また汗が出る時は冷たい飲み物だけだとバテてしまうこともあります。そのような時は、経口補水液やスポーツドリンクも活用してみましょう。
コチラの暑さ対策グッズもオススメです。
