年々暑くなる夏、何か対策をしないと生命の危険すら感じるこの頃になってしまいました。
エアコンがなければいられないし、それでも節電のためにもう少し何かないかな?と思った時にマフラータイプの首を冷やすグッズが便利なのでご紹介したいと思います。
また、寝苦しい夏に少しでも安眠できるように冷感シーツも良いアイテムです。どちらも気軽に出来るものなので良かったら試して見て下さい。
冷却マフラーの種類
実は、一口に冷却マフラーと言ってもいろいろあります。
・保冷剤をマフラーに入れて首に巻くもの
・首もとに入ったジェルに水を含ませて首に巻くもの
・マフラー全体に水を含ませて振ってから首に巻くもの
それぞれ一長一短あるので、使う場所などによって使い分けると良いでしょう。
保冷剤をマフラーに入れるもの
まず、保冷財をマフラーに入れるものですが、長所はやはり「冷たい!」ことです。即涼しさを強く求めるならこれです。
欠点は2~3時間しか持たないところです。それを過ぎると首に生暖かいものを巻いているのと同じになるので返って暑くなります。
ジェルに水を含ませて使うもの
次に、ジェルに水を含ませて使うものですが、そこまで冷たくなくても気化熱で多少の涼しさを確保することが出来ます。濡れタオルを首に巻いた程度と言えばわかりやすいかと思います。
良い点は、濡れタオルよりはるかに長持ちするというところてす。水を含ませれば使えるので水道が身近にあればほぼ一日中使えます。
タオル全体に水を含ませて振ってから首に巻くもの
最後に、マフラー全体に水を含ませて振ってから首に巻くものですが、ふった直後はひんやりとしています。ただ、ジェルタイプより長持ちはしないのでこまめに水を含ませられれば便利です。
これはスカーフのように折り畳めるので携帯しておいて暑いと思ったらすぐに使えるところも便利ですね。
冷却マフラーのお手入れ方法
直接首に巻くものなので手入れ方法を知っておくと役に立ちます。
まず保冷財を入れるタイプですが、これは外カバーを洗濯するだけなので簡単です。予備にもう一枚カバーを用意しておくと焦って乾かさなきゃと思わなくて済みます。
全体に水を含ませて振って使うものも同じで洗濯機で洗えます。
一番やっかいなのがジェルタイプのものです。これは基本的に洗剤は使えません。何故かと言うと、ジェルの部分に洗剤が染み込んで洗い流すのが困難だからです。
また、一度濡らすと完全に乾かすまで一日以上かかります。普段使う時は表面の布を水かお湯で洗い、生乾きのまま翌日も使うということになります。
生乾きの匂いがすると言って途中から使わなくなる人も多いです。清潔好きな人にはちょっと向いていないでしょう。ただ、使ってみると水道だけあれば長時間持ち、振って使うものより涼しいので使い勝手は良いと感じます。
洗濯の問題だけ解決してくれればなぁ、と思います。
流行りの冷感シーツ購入前に確認を
昼間はエアコンと冷却マフラーでかなり楽に暑さをしのげると思っています。でも夜は?と考えると、最近では冷感シーツというものが流行っていますね。
肌に接触しているところがひんやりと感じられるという代物でなかなか良いと思います。夏場はたとえ綿のシーツでも暑いと感じます。出来るなら床の上に直に寝れたらひんやりもするんでしょうけど、そんなわけにもいかないですよね。
実際のところ冷感シーツは表面がポリエステルのような生地です。調べてみると冷たいと思わせるにはメンソールなどの薬品を使っていたり、素早く人の体から水分を奪って気化させる布を使うことで涼しさを感じられるようにしているようです。
ですから闇雲に手を出さずに、どういう仕組みで涼しく感じるのかを調べた上で購入したほうが良さそうです。
触った時に冷たくてもその時だけならあまり意味がないと思います。
まとめ
暑いからといってエアコンばかりに頼るのは金銭的にも環境的にも良くありません。ただでさえ、昔は見られなかった異常気象だらけの昨今です。
大げさかもしれませんが、あと20年後に人間が生きていける環境なのかと疑ってしまいます。なんとか環境を守るためにもエアコンは最小限、あとは工夫で何とかしたいものです。
この記事で取り上げた冷却マフラーも冷感シーツも、一度買えば最低でもひと夏以上使えるものです。必要なものは水と洗濯の時の洗剤くらいです。
使い勝手を語る時にコストパフォーマンスは外せません。他にもここでは述べませんでしたが優秀なアイテムはたくさんあります。
昔ながらのうちわ、扇子、目から涼しさを感じる簾は、日除けとして優秀です。ござもじゅうたん代わりにしたりシーツとして使えば涼しいです。
電化製品に頼らなくても先人が編み出した知恵を借りて涼しくしていきましょう。
