自動車の所有にはランニングコストがかかります。ガソリン、税金、保険料金、メンテナンス費用など、様々なお金がかかるので、なるべく不必要な費用は抑えたいところです。
税金以外は、工夫をすれば少なくすることが可能なランニングコストです。それをコストパフォーマンスよくするには、安全運転と燃費走行が一番良い方法です。
安全運転でコスパを上げる
安全運転とコストパフォーマンスというのは、一見結びつきそうにないですが、これが意外と重要なのです。理由は、自動車保険の保険料につながるからです。
事故などで、自動車保険を使うと翌年の保険料が上がってしまいます。この上がった料金分は事故がなければ必要のないコストとなります。
翌年以降も保険料は支払うので、このコストは大きいものとなります。安全運転をせずに違反をした場合も影響があります。違反金の支払いもそうですが、ゴールド免許の人は自動車保険のゴールド割引が適用されなくなります。
また、免許の更新時の講習費用も異なります。違反をすれば、違反金以外の費用の方が大きくなる可能性があります。
これほど費用がかかると思えば、より安全運転を心掛ける方が良いと思いませんか?安全運転を心掛ければ、誰もが嫌な思いもせずに済みます。
燃費走行でコスパを上げる
2つ目の燃費走行は言うまでもなく、ガソリン代に直結します。しかし、それだけではありません。燃費走行ということは、車やエンジンを、いたわりながら運転をすることになります。
それがガソリンの消費を抑えるだけでなく、自動車に優しく走ることで、エンジンなどを傷めてしまう可能性も低くなると考えられます。
そうすれば、エンジンオイルなどメンテナンス費用も少しずつ抑えられトータルで考えるとコストが抑えられます。
そして、急発進や急停車をしないように運転するため、安全運転にもつながるので、ゴールド免許になったり、ゴールド免許の更新し続けられます。
排気量が大きい自動車であればより燃費走行の効果が大きくなりますし、ハイブリット車などであれば、給油の回数も減らせてよりコストパフォーマンスを良くすることが可能です。
コストと車種の関係
自動車のランニングコストとして一番大きな要因は、購入する自動車の車種です。排気量の大きな自動車は、ガソリン代、税金、メンテナンス費用、保険料全てにおいて負担が大きくなります。
逆に軽自動車であれば、それら全てが少なく抑えられます。しかし、これは自動車の購入の目的に大きく左右されるので、どちらがコストパフォーマンスが良いとは言えないものです。
大きな車を購入する為に、仕事を頑張る人もいます。そのために、より多くの収入が得られるならコストパフォーマンスは良くなるかも知れません。
車好きの人は、車を購入した時からランニングコストはかかるのは当たり前だから、それを加味して購入しているという考えの人もいます。
自分の好きな車を購入することで、精神的安定を求めるという方法もあるので、車種とコストは切り離して考えるべきかも知れません。
まとめ
自動車は、お金のかかる乗り物です。そのお金のかかる物と上手く付き合っていくことができれば何も問題はありません。決まった枠の中で、どの部分に価値感を見出すかということだと思います。
コストパフォーマンスも、好きな車を購入するということも、どちらも限りある収入の中でそれぞれが満足できる答えを求めながらの運転ができればいいのかなと思います。
しかし運転するということは、自己の満足のためだけではなく、コストパフォーマンスの為にだけするのでもありません。周りとの協力の上で移動や楽しみと言った目的を果たす為に、危険と隣り合わせであるという理解が大事だと思います。
そういったことを車を運転する人達全員が意識すれば、もっとランニングコストのかからない車社会が実現すると思います。
