暑い夏に部屋を涼しくする3つの工夫

暑い夏に部屋を涼しくする3つの工夫暑さ対策

年々夏の暑さが厳しくなっています。夏の暑さに耐えられず熱中症の心配もあるため、エアコンを使用する機会が増えて電気代が気になるところではないでしょうか。

できれば電気代は節約したいところです。そこで、エアコンを使わずに少しでも涼しくする方法として今回もご提案です。部屋の中を涼しくする工夫をして、電気代を節約しながら快適に夏を乗り切りましょう。

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窓は対角線上に開ける

2018年の夏の平均気温は28℃でした。近年は真夏日になる日が多く、暑さでばててしまっている人もいることでしょう。

夏は外が暑いだけでなく部屋の中も暑くなっています。なんと、外の気温が36℃の日、4畳半の南向きの窓を閉め切った部屋の温度が42℃という報告があります。

床を触ると熱を感じることがありますが、建物自体も直射日光によって熱を持つようになり、床も壁も暑くなっているのです。

暑くなった室内を涼しくするためには、まず換気をすることが重要です。帰宅をしたら窓を開けて換気をしましょう。

このときに大切なことは、対角線になる2つの窓を開けるということです。1つの窓しか開けていないと空気の流れができず、部屋全体を涼しくすることはできませんが、対角線に窓を開けることで流れが生まれるので、部屋の空気を巡回させることができます。

窓が1か所しかない場合は玄関を開けると良いでしょう。その場合は防犯に注意です。

ベランダに打ち水をする

ベランダに打ち水をしてベランダの床の温度を下げます。可能ならベランダの壁にも打ち水をしましょう。打ち水をすると水が蒸発する際に周囲の熱を奪うので涼しくなります。涼しくなった空気がベランダから入ってくると、部屋も少し涼しくなります。

エコを意識してお風呂の残り湯を使用することをオススメします。打ち水をする時間帯は早朝または夕方です。夕方に打ち水をすれば日中に暑くなったベランダの床の温度を下げることができます。

真昼に打ち水をするとすぐに水が蒸発してしまい、水蒸気で逆にムシムシすることがあるので気をつけましょう。

また、マンションのような集合住宅の場合は、周囲の住民に迷惑をかけていないか配慮をしましょう。

緑のカーテンを作る

緑のカーテンがあると目にも涼しくなります。室内への熱は窓から入ってくるのですが、緑のカーテンは窓から入ってくる熱を遮ってくれます。

また、植物は葉から蒸散といって水分を放出しており、この水分が蒸発する際に周囲の熱を奪うのでカーテンなどで熱を遮るよりも温度が上がりにくい特徴があります。

緑のカーテンに適している植物はつる性植物です。ゴーヤ、あさがお、キュウリ、ヘチマなどがつる性植物です。

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葉が落ちるのでマンションの場合は周囲の住民に迷惑をかけないように気をつけましょう。植物を育てる余裕がない、育てるのは面倒だというときには、すだれ遮熱カーテンを利用してみると良いでしょう。

すだれや遮熱カーテンが窓から入り込む日差しを遮り、室内の温度上昇を抑えてくれます。カーテンならどのようなタイプの住宅でも簡単に取り付けることができます。

まとめ

日本の夏はじめじめと暑く、夏バテしてしまう人は少なくないようです。暑さに耐えきれずにエアコンを使用する頻度が多くなることでしょう。

エアコンを使用する頻度が増えると電気代が気になりますが、エアコンを使用せずに過ごしていると熱中症の心配があります。そのため、できるだけ涼しくできるような工夫をすることが夏を元気に乗り切るためのポイントになります。

ここでは、窓を開けて換気をする打ち水をする緑のカーテンを作るといった涼しく過ごすための工夫をご提案しました。是非できそうだと思ったものを実行してみてください。

少しの工夫をすることでエアコンを使用せずとも涼しくすることができます。涼しく快適に夏を乗り切りましょう。

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