注意が必要な夜間と雨の日の運転の対処法

注意が必要な夜間と雨の日の運転の対処法車・安全運転

最近、車の事故のニュースが頻繁にテレビで流れています。

ドライバーの気の緩みや不注意で起こってしまう交通事故。十分注意していてもなくならない車の事故ですが、雨の日が多くなることで、さらに事故の確率が増えてきます。

今回は、雨の日の夜間など車の運転がしづらい状況での注意点等を記載していきたいと思います。

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夜間の運転の危険性

いつも運転している道でも、夜に走ると運転しづらいと感じたことはないでしょうか?昼間と夜間とでは、見える景色や雰囲気が全く違ってきます。夜間の運転は昼間の運転の何倍もの注意が必要です。

昼間と夜間の運転の違いはいくつかありますが、一番大きな違いは視野の広さです。昼間は明るく見える範囲が広いため、左右の確認など注意しやすくなりますが、夜間の運転はヘッドライトや街灯しか明かりがないため非常に見える範囲が狭くなります。

視野が狭まると、歩行者や危険物の発見が遅れてしまい、ブレーキをかけても間に合わず事故につながることになります。

また夜間は昼間に比べ交通量が少なくなるため、スピードも出やすくなります。まわりが暗く景色が見えづらいためスピードを遅く感じがちです。このため自分が思っている以上に早いスピードで運転してしまっていることがあるのです。

雨の日の運転の危険性

夜間の運転と同様、雨の日の運転も苦手と感じる人が多いのではないでしょうか。雨の日はガラスに水滴がついたり曇りやすくなるため視界が悪くなります。

水滴でサイドミラーが見えないと困った状況に陥った人も多いと思います。雨の日は昼間でも暗く、道路も濡れていて滑りやすいため、晴れの日よりも交通事故が多発してしまうのです。

雨の日はドライバーだけでなく、歩行者も傘をさしているためまわりがよく見えていません。左右の確認をよくしないで飛び出してくる危険性も十分考えられますので、普段の何倍も運転に気を使う必要があります。

晴れの日と比べ事故件数が数倍多くなる雨の日ですが、一番多い事故の原因がスリップです。スピードを出しすぎたままカーブを曲がろうとしてスリップしたり、マンホールの上などでスリップしてしまい交通事故につながることが多いです。

夜間と雨の日の運転の対処法

夜間や雨の日は普段と比べて運転しづらい状況が多く、普段よりも交通事故につながりやすくなります。仕事や日々の生活のため、夜間や雨の日は運転しないというわけにはいかないため、交通事故につながらないよう対策が必要です。

夜間と雨の日の共通点である視界の悪さへの一番の対処法は、いつもよりスピードを落とすことです。簡単なことと思うかもしれませんが、雨の日の渋滞で気持ちが焦ってしまったり、夜間交通量が少ないことで自分の腕を過信してしまったり、ちょっとしたことでスピードが出てしまいます。

スピードを落とせば、急な歩行者の飛び出しや危険物などの状況にも対処できますので、いつも以上に注意することが必要です。

またスピードを落とすだけでなく、車間距離をあけて走行することも大切です。雨などで道路が濡れて滑りやすい状況だと、ブレーキをかけてもすぐに止まれないこともあります。

車間距離をあけることで、急な状況にも対処しやすくなります。

まとめ

ドライバーの一瞬の気の緩みなどで起こってしまう交通事故ですが、夜間や雨の日は普段よりもさらにドライバーにとって不利な環境になります。初心者でなくても夜間や雨の日の運転は怖いと感じることがあるのではないでしょうか。

危険な環境で運転する際は、車に乗る前にタイヤやワイパーが劣化していないかなどの点検も必要です。夜間や雨の日は特に暗さによる視界の悪さが心配なので、ライトがきちんと点灯するかも確認しましょう。

周囲から自分の車を認識しやすくするためにも早めに点灯することが大切です。そして、一番心掛けてほしいことは、疲れたら休憩するということです。

視界が悪いと注意しないといけないことも多くなるため気を使いますし、目も疲れやすくなります。疲れがたまると判断力も悪くなるため、こまめに休憩をとることが大切です。

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