大人なら1本は持っておきたい万年筆の魅力

大人なら1本は持っておきたい万年筆の魅力文具

万年筆を使いこなせる人はかっこいい、デキる感じがすると感じたことはないでしょうか。愛好家向けでとっつきづらいイメージを抱く人もいるかと思いますが、実は扱いは簡単で一度使うと手放せなくなるほど優秀な筆記具なのです。

今回は、大人なら1本は持っておきたい万年筆の魅力について紹介します。

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力を入れなくてもくっきりした文字が書ける

万年筆の魅力その1は、力を入れなくてもくっきりした字が書けることです。ボールペンやシャープペンはペン先を紙に押し当てないと字が薄くなったり、かすれて読めなかったりしますよね。

万年筆は毛細管現象を利用してスルスルとインクが出るので、ペン先を紙に軽く当てるだけでくっきりと見やすいレベルの文字が書けるわけです。

筆圧いらずのメリットを特に実感できるシーンとしては、勉強やたくさんの量のメモを取る時などが挙げられます。

いちいち力を入れなくても良いのでその分手が疲れを感じにくく、長時間の作業も快適に行えるようになります。

自分の好みのインクを入れられる

万年筆の魅力その2は、自分の好みのインクを入れられることです。万年筆のインクというと一般的に、黒やブルーブラックを思い浮かべる人が多いです。

しかし実際は多色展開しているメーカーが多数存在し、万年筆によって色の出具合も異なるので思っている以上に色で遊ぶことが可能です。

国内メーカーだとパイロット、海外メーカーだとエルバン辺りが手入れも簡単で使いやすく、オシャレな色を扱っていますね。

インクは簡単に付け替えできるカートリッジもありますが、ボトルインクの方が圧倒的に品数は多いのでコンバーターでボトルインクを吸い上げて使うのがオススメです。

長持ちし使い込む程に味が出る

万年筆の魅力その3は、長持ちし使い込む程に味が出ることです。万年筆のペン先の素材は14金、18金などのように金が使われることが多いです(低価格帯はステンレスが主流)。

金は書き心地がヌルヌルと滑らかで長年の使用にも十分に耐えられる安定した素材ですが、ステンレスほどの硬度はありません。

そのため使い込むとその人の万年筆の持ち方に馴染み、よりしっくりくる書き味を堪能することができます。ステンレスは硬度に優れ丈夫ですが、書く時にガリガリと音がし馴染みもそれなりです。

ステンレスの方が入門者用といった雰囲気がありますが、ヌルリとインクが伸びる質感は万年筆ならではなので使用者の視点からは金のペン先の万年筆を推します。

まとめ

以上、大人なら1本は持っておきたい万年筆の魅力についての紹介でした。万年筆は実用性もありながら、時間をかけて育てていく楽しみもある筆記具です。

たくさんのデザインがありそれぞれ書き心地も異なりますから、いいなと思える万年筆を探し出してみてください。

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