シャープペンシルは芯を出すたびにグリップを持ち直す作業がちょっと不便。グリップを持ち直さなくても芯が出るシャープペンシルはあるのでしょうか。
今回はグリップを折って芯を出すのが特徴的な商品、株式会社トンボ鉛筆のOLNOについて、実際に買って使ってみた感想や気がついたこと、気になったことをご紹介したいと思います。
折って芯が出せる?
OLNOでは、新感覚ボディノック機構という本体中央部を押してボディを折り曲げると芯を繰り出すノック方法をつかっています。
これによって芯を出すことができるのですが、これが意外と簡単で使い心地としてはとても気持ちのいいものです。
グリップの持ち直しがない分、書く作業に集中しやすくなった気もします。少し力を入れないといけないのでコツをつかむまでが大変かもしれませんが、そこを除けば結構使いやすいかもしれません。
また、力を入れすぎると本体自体が折れてしまい壊れてしまうので、その力加減には少々気をつける必要があります。
書き心地・使い心地は?
最近流行の芯が折れにくいタイプではないので、力を入れてしまうと芯は折れてしまいますが、一般的なシャープペンシルとしてはなかなか書きやすいものだと思います。
ラバーグリップが長いので持っていてもホールド感があり安定していますし、一時期流行った振って芯を出すタイプのシャープペンシルよりも軽くて手も疲れにくいです。
芯の補充はボディをセパレートするのですが、ここも大してめんどくさいという感じはしませんでした。
基本的にグリップを折る操作に慣れれば何も問題ないものなので、あとは使っていると手が馴染んできます。
通常のノックもできる?
通常のノックももちろんでき、力加減が苦手でも通常ノックでの使用が可能です。ノックキャップのところに小さい消しゴムもついているのですが、これも細かいところが消しやすいので使い心地としてはいいです。
色の濃淡もつけやすく個人的には気に入っています。しかし、本体がプラスチックなので大丈夫ですが、グリップ部分は長く使っていると多少汚れが目立ってきます。
特徴のボディノックも長く使っているとノックの感触が段々鈍ってくるのも分かります。これがでてくると少々使い心地が悪くなるので変え時かもしれません。
まとめ
OLNOは長らく使いつづけていて、今はもう二代目を購入して5年以上使っています。
ボディノックの感覚が気持ちよくて、OLNOの悪いところも良いところも理解して使っています。
重いシャープペンシルが苦手な人は、軽くて使いやすいので、使い続けられるかもしれません。
気になったらお近くの文房具店で購入してみてはいかがでしょうか。