プリズナー・トレーニングを実践してみる

プリズナー・トレーニングを実践してみる筋トレ

ベストセラーとなった「プリズナー・トレーニング」という本はご存じでしょうか。元囚人の著者が、刑務所の中で学んだ自重筋トレーニングをまとめたものです。

今回はこの「プリズナー・トレーニング」を読んで実践してみた結果と、お薦めの実践方法を紹介したいと思います。

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プリズナー・トレーニングとは

「プリズナー・トレーニング」は、ポール・ウェイドという著者が、刑務所で学んだ自重筋トレーニングを紹介した本です。

刑務所は男の世界だけに、ひょろひょろした体では他の囚人に見くびられてお稚児さんにされてしまうらしく、細身だった著者は入所後に筋トレに励むことになります。

そこは蛇の道は蛇というか、ちゃんと刑務所内での筋トレ方法が確立しており、著者は先輩に教えられてさまざまな方法を学びます。

その方法たるや、はるかギリシャ時代から連綿と受け継がれた由緒あるもので、効果は抜群。著者はこのノウハウを惜しみなく読者に公開しています。

プリズナー・トレーニングの中身

「プリズナー・トレーニング」は10章から構成され、その中で6種類の筋トレを紹介しています。この6種類で全身の主な筋肉をカバーするということです。

内訳は、

1.プッシュアップ(腕立て伏せ)
2.スクワット
3.プルアップ(懸垂)
4.レッグレイズ(腹筋運動)
5.ブリッジ
6.ハンドスタンド・プッシュアップ(逆立ちしての腕立て)

です。そしてそれぞれの運動が10段階に分かれており、やさしい動作から難易度の高い動作まで、順を追ってできるようになっています。

腕立てなら、最初は壁の前に立って手をつき、壁を押す動作からはじめ、最後は片手腕立てをマスターするようになっています。

プリズナー・トレーニングの実践のコツ

やさしい動作からはじめて、だんだんときつい動作へと移行していくので、最初は物足りないかもしれません。しかしきちんと1段階目からやっていくことをお薦めします。

筋肉だけでなく、関節の柔軟性も同時に鍛えていくものだからです。自分はできると思って途中の段階からはじめると、関節に負担がかかって怪我をしたり、きつく感じるようになり、続けられなくなります。

だんだんときつい動作に移行するよう仕組まれているので、続けてやっていると筋力がつくだけでなく達成感も味わえて、二重の喜びにひたれるでしょう。

最初の段階からはじめれば、無理なくつづけられます。

まとめ

本の指示に忠実に従ってトレーニングを行っていけば、一ヶ月で効果がわかり、三ヶ月で体型が変わってきます。

半年もすればこの先もずっと続けられるという自信もついて、筋力は始めたころには信じられないくらい向上しているでしょう。

10段階すべてをクリアするには一年以上かかると思いますが、本には親切なことにその先のトレーニング方法も書かれています。

まずは本を信じて実践してみるのはどうでしょうか。

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