デスクトップパソコンではキーボードを自由に取り換えることが出来るため、新しいものに買い替えをする人も多いでしょう。今回は、自分に合ったキーボードを選ぶためのポイントについて書いてみようと思います。
テンキーの有無で横幅も変わる
キーボードを選ぶ時にまず注目したいポイントは、テンキーの有無です。テンキーとは、キーボードの右側に配置されている数字を入力するためのキーのことで、この部分が有るタイプと無いタイプがあります。
有るタイプはキーボードの幅が広く、無いタイプはコンパクトな見た目をしているのが特徴だと言えるでしょう。最近はテンキーが無いコンパクトなタイプを選ぶ人が多いと言われていますし、このタイプにはマウスとの距離が近いというメリットもあると言えます。
しかし仕事などで数字を入力する作業が多い場合には、やはりテンキーが有るタイプの方が向いてると言えるでしょう。
キーの配置や大きさも重要
キーボードを選ぶ時は、キーの配置や大きさがどうなっているかも重要になります。特にコンパクト設計になっているものは、「Enterキー」や「Fキー」、「方向キー」などが小さかったり、間隔が狭かったりして指で押しにくい場合があるのです。
「Enterキー」は最も頻繁に使うキーの一つだと言えますが、これが小さいと打ち間違えてしまうこともあり得るでしょう。
そして「Fキー」についても、上部の数字キーとの間にある程度の間隔がないと、キーを押しにくくなってしまいます。ですのでキーの配置については、実際にタイピングをするときにどうかということを想定しながら確認することがポイントになると言えるでしょう。
打鍵の深さや音もチェック
キーボード選びでは、打鍵(キーボードを打つ動作)する時の感覚に影響するキーストロークにも注目しましょう。キーストロークとは、キーを押した時の深さのことであり、これが深いタイプや浅いタイプがあります。
深いタイプは打ち心地が良いため、その感覚が好みという人に向いているでしょう。しかし浅いタイプは、ストロークが浅い分スムーズな打鍵が可能ですし、疲れにくいというメリットがあります。
また打鍵に関しては、カチカチという音が好きな人もいますが、逆にその音が気になる場合や、周囲に迷惑を掛けたくないという場合は、カチカチ音が抑えられる静音タイプを選ぶとよいでしょう。
まとめ
キーボードは、テンキーが有ると幅が広く、無いとコンパクトになるという特徴がありますが、数字入力が多い場合は有るタイプの方が便利です。
そしてコンパクトなタイプでは、よく使うキーが小さくなっている場合などがあるため、キーの配置や大きさに注意しましょう。
さらに、キーストロークが深いと打ち心地が良く、浅いとスムーズに打鍵が出来るという特徴があります。