今回はランニングについて、運動と言えばランニングですよね。手軽に始められることからも、これから始めたい!なんて方も多いのではないでしょうか?肌の露出の多い夏も近づき、今回は怪我なくランニングを楽しむトレーニング方法やコツを紹介いたします。
今回はこれまで運動をあまりして来られなかった方々に対して是非読んでもらいたい記事です。
ランニングを始めるのに靴はどうしたら良いか?
まず、ランニングを始める前に効率よく走れるランニングシューズが必要となります。世間ではよくソールの厚い靴を履いたほうが良い、と言われていますが本当はどうなのでしょうか?
一般的にソールの厚い靴は衝撃を吸収してくれるため、関節や筋肉への負担を軽減してくれる作用があります。しかしその一方でソールが厚いことにより人間本来の走り方が失われてしまうというデメリットもあります。
人間本来の機能を使うためには、あまり厚い靴を履かず、裸足感覚に近い靴(ソールが薄い)が良いとされる場合もあります。
何故なら、ソールの薄い靴を履きトレーニングをすると走り方が着地衝撃により改善されるという利点があるからです。
ソールが薄いと、衝撃に対して筋肉も強くしなやかに変化していきます。
どんなトレーニングをしていけば良いの?
靴を買い揃えジャージに履き替えたら走り出しましょう・・というのはちょっと待ってください。もしこれまであまり運動をして来なかった方であれば、まずは簡単なトレーニングからです。
まず走る前に歩きましょう。歩くことは走ることの基本、大きな筋肉をつける前に小さな筋肉をつけて走れる状態にしようということです。
歩くという運動を一ヶ月、まずは時間を決めて行うと良いです。最初の1ヶ月は30分。1ヶ月~3ヶ月までは1時間を大股でウォーキングできるようになればランニングをする準備は整います。
因みに歩くことに並行して、体幹トレーニングと補強トレーニング、縄跳びなどを取り入れるとより故障をしにくくなるでしょう。
運動で体重はどのくらいで落ちる?
いざウォーキングを始めてしばらく経つと、あれ・・?どうして体重が落ちないんだろう?あんなに頑張っているのに、となるかもしれません。
逆に体重が増えた!なんていう方もいるかもしれません。しかし慌てる必要はありません。体重はそんなに簡単に落ちません。
1kgの体重を落とすためには約6600kcal消費しなくてはならないからです。これは結構大変な数字です。因みにウォーキング1時間で消費するカロリーはどんなに頑張っても200〜300kcal。ランニングにしてみても1時間で500kcal程度です。
では体重は落ちないの?ということになりますが、そうではありません。落ち着いて筋肉量を上げていくことで少しずつ脂肪が筋肉に変わり、体の基礎代謝が上がります。
この上がった基礎代謝が時間をかけて体重を落とし、リバウンドをしにくい体を作りあげていくのです。このやり方で1年から1年半程度で引き締まった体を手に入れられるはずです。
まとめ
ランニングを始める際は、まずシューズの選定からです。デザインやメーカーで選ばず、走り方を整えてくれる少し薄型の自分の足に合った靴を履きましょう。
そしてまずはウォーキングから始め、筋トレも可能な範囲で行うと良いでしょう。どうしても走ってみたければ30分程度、軽く走るので良いと思います。
体重が落ちなくても慌てる必要はありません。長期的な見方をすれば、体重の増えにくい体を手にすることができるので、毎日頑張って続けることがコツですね。