仕事帰りに居酒屋などに行き、ビールをぐっと飲むということを楽しみにしているという人もいるのではないでしょうか。ビールはおいしいですよね。
夏になるとビアガーデンなども開催されますので、仕事仲間と飲みに行ったり、寝る前にひとりでこっそりビールを飲んだり、という楽しみを持つ人もいるかもしれません。
今回は、そんなビールの本場、ドイツで楽しむグルメについてご紹介します。
ドイツの醸造所でビールを楽しむ
まず、ドイツに行ったら何といっても醸造所を訪れてみてほしいです。例えば、ケルン大聖堂で有名なドイツの都市、ケルンに行くと様々な醸造所に出会えます。
醸造所に行けば、ビールを頼むのがマナーです。例えば、コーヒーが飲みたいならば喫茶店に行くべきです。醸造所も確かにコーヒーやカプチーノなどは売っていますが、だからといって醸造所に行って夫婦でコーヒーを楽しむ、などという事は避けなければいけません。
醸造所はそこでビールを作っていますから、なんといっても安い価格でビールが楽しめます。例えば、ケルンにはケルン独自のビールがあり、200ミリリットルほどのグラスで一杯ずつ飲んでいきます。
大した量ではないので、値段も一杯あたり40セントほどでたくさん飲めるんです。このような醸造所では、むしろグラスが空になったらウェイターが次のグラスを持ってくる、といったシステムになります。
よく、「ドイツやベルギーではグラスが空になるとウェイターがビールを持ってくる」などと言われていますが、これはまさにそのシステムだと言えるでしょう。
次も飲むだろうという前提でウェイターが次のビールを持ってくるのです。
醸造所で楽しむグルメ、カリーブルスト
ドイツのグルメと言えば、やはりカリーブルストですよね。よく、簡易的に、ソーセージの上にケチャップをかけ、カレー粉をかけて楽しむというレシピがありますが、こればかりがカリーブルストというわけではありません。
これはドイツが誇るグルメと言えるでしょう。地域ごとにソースが異なるため、ドイツ出身の人は「故郷のカリーブルストが1番おいしい」などと考える人も珍しくありません。
また、旅行者にとっては行く先々でソースの味が異なりますから、グルメとしてぜひ楽しみたい一品になります。
ジャーマンポテトなどと日本で言われることもありますが、これはカリーブルストほど有名では無いかもしれません。ましてや、これはあくまでも日本で呼ばれる名称ですので、現地ではフライドポテト、マッシュポテトなどという形でジャガイモが親しまれることも多いです。
心付けでチップを渡す
アメリカなどでは、チップは20%渡さなければいけないというルールがありますが、ドイツではそのような決まりはありません。ただし、ウェイターの対応が良かったなどという場合は心付けでチップを渡すとより楽しい時間が過ごせるでしょう。
といっても、全体の何%渡さなければいけないという事はありませんので、心配はいりません。例えば、お釣りを簡単にする位の感覚でいれば問題はないでしょう。もしも支払う金額が14ユーロだったら、20ユーロ渡して「15ユーロで」と言えば、1ユーロのチップを渡したことになります。
本当にこの程度で良いのです。しかし、もしも楽しい時間が過ごせたなどと思えるのであれば、少し多めにチップを渡す、お釣りを簡単にする、というつもりでいれば大丈夫です。
アメリカのように渡さなければいけないというものではありませんが、渡した方がウェイターも喜んでくれますので、笑顔でお店を離れることができるでしょう。
まとめ
ドイツと言えば、やっぱりビールですよね。仕事帰りにビールを飲むのが楽しみ、ビールでストレス発散をしている、などという人はとにかくドイツを訪れてみてください。
ドイツのビールを比較的安く楽しめますし、なんといっても居酒屋メニューでも親しまれているグルメが現場の味で楽しめます。
そして値段がとにかく安いです。当たり前ですが、ドイツ発祥としているグルメですので値段も安いですし、ついでに観光するつもりで様々な醸造所に立ち寄ってみると様々な味が楽しめるのではないでしょうか。
特にグルメとして知られているカリーブルストは地域ごとに味が異なりますので、ぜひ忘れずに楽しんでください。ドイツはビジネスホテルなども多く、ヨーロッパに行く予定があれば、自分たちで旅行のプランを立てても良いかもしれません。