人間長く生きる人生の3分の1は寝ていると言われています。その為、睡眠は私たちの体に様々な影響をもたらすのは周知の事実であり、皆さんも睡眠のもたらす影響を体に直に感じとったことはあるかと思います。
これからご紹介するのは、睡眠が体にもたらす影響です。睡眠を多くとった場合も少ししか取らなかった場合でも良い影響も悪い影響も体にもたらします。
今回はそれらについて解説していきます。
睡眠が少ないと体はどうなるのか
睡眠が少ししか取れなかった場合、次の日様々な影響を及ぼします。しかも、全てが悪い影響です。まず、身体への悪影響について考えてみましょう。
人間の皮膚などにある傷は睡眠時に修復がされます。また新陳代謝も、値ている間に活発に行われるため、健康的な皮膚を維持する為にも睡眠は必要です。
もし睡眠が足りて無いと皮膚にも様々なトラブルが発生します。ニキビや吹き出物です。それらは睡眠不足でも起こりうるトラブルの1つです。
また睡眠不足によって体調が悪くなったことのある経験をお持ちの方も多くおられるかと思います。体調不良で考えられるのは、腹痛、頭痛、精神的なイライラなどがあります。
睡眠不足に1日でもなると内臓の動きが悪くなります。内臓の動きが悪くなると消化に関する器官にも影響が出てくるので腹痛にもなります。
また頭痛も血流が悪くなることで起きる可能性があり、寝れないことで交感神経が優位になり、イライラすることも考えられます。
睡眠をたくさん取ることのメリット、デメリット
睡眠が少ない場合はデメリットしかありませんが、睡眠をしっかり取れていることに対してもデメリットはあります。当然メリットが大半ですが、デメリットもあります。
考えられるデメリットでは寝すぎた場合、筋肉のコリと頭痛が考えられます。寝るということは筋肉の活動を止めるということです。
筋肉は動かさないと血のめぐりが悪くなり、コリやすくなります。また頭痛に関しても血のめぐりが関係しています。
血の流れが悪くなると頭に対して血が行き届きにくくなってしまいます。そうするとどうしても頭がボーッとしてしまい寝たのに余計に眠く感じてしまったりもしますし、酷い場合は頭痛を感じたりする人もいるようです。
事実、偏頭痛持ちの人が睡眠を大量取ると頭痛が起こりやすいと言われており、偏頭痛持ちの人にとっては睡眠の取りすぎは気をつけておきたいことです。
成長期の睡眠不足と肥満に対する影響
睡眠不足は体に対して悪影響をもたらしますが、それは成人だけではありません。そしてそれは一時的に現れるような症状でないこともあります。
まず子供が睡眠不足になるような時間に寝てしまうと、成長に対して悪影響があります。子供の成長は寝ている間に行なわれます。寝ている間に成長ホルモンが分泌されてそれによって身長が伸びます。
子供が睡眠不足になってしまうとそのような悪影響も起こることが考えられます。
次にすぐには現れない悪影響です。睡眠不足になると様々な悪影響が体に表れることはわかって頂けたかと思いますが、その全てが睡眠不足になればすぐに現れるようなものではありません。
中には先ほどご紹介した悪影響全て自覚症状として出ないこともあります。睡眠不足になると交感神経が優位になり食欲が増すのですが、それも感じられず知らない間に太ってしまう人もいるほどです。
睡眠は適切な時間取るようにすること
睡眠は人間にとって非常に大切なもので、切っても切れないものです。その睡眠は多すぎても少なすぎても人間にもたらす影響は非常に大きいのです。
睡眠の難しいところは個人によって睡眠の量が少ない、多いは全く個人によって異なります。ある人にとっては3時間でも十分であったとしてもある人にとっては9時間でも物足りない人だっています。
なので3時間だけで十分な人であれば5時間寝ただけで寝すぎになってしまうことだってあるのです。
また、個人によって生活が違います。普段の生活によって必要としてなる睡眠量が違うとも言われています。
特に計算が必要な仕事をしている人であればその睡眠量はかなりの量が必要となると言われています。