節約といえば自炊ですよね。しかし自炊しているのにイマイチ出費が抑えられない、逆に無駄な食材を買い込んでしまうなど本末転倒な結果になってしまうこともあると思います。
今回は、そのようなことに陥らないように心掛けるべきポイントをお伝えしようと思います。キーワードは「安く買う」、「使い切る」、この2つだけです。
食材を安く買える店を抑えましょう
食材はスーパーで買う方が多いと思います。同じものなら1円でも安く買いたいですよね。スーパーでの食材の価格は変動するので毎日チラシとにらめっこして、どこで買うか決めている方も多いと思います。
もちろんそれもいいのですが、食材ごとにどこのスーパーが安い傾向があるか押さえておいて、定番のお店を決めてしまうことがおすすめです。
例えば野菜ならA店が安い、肉ならB店が安い・・・など把握しておくと、何を買い足したいかによって行く店が必然的に決まりますよね。
そういった定番のお店で決めたものだけ買う、としてしまえばスーパーをはしごして買う予定のなかったものをついつい買ってしまったり他の店の方が安かったという事態を防ぐことが出来ます。
この店ではこの種類のものしか買わない!と意気込むと意外と他のものに目移りしませんよ。
まずはあるものを食べましょう
特売品はついつい手に取ってしまいますよね。この値段なら多めに買ってもいいかな~とストックをする方も多いと思います。しかし、本当に今それが必要でしょうか?
そんなにたくさん買って食べきれるでしょうか?節約においてもっとも防ぎたいことは「無駄にすること」です。安く食材を買い込んでも食べきれずに処分してしまっては全くの無駄です。
家にたくさん食材は眠っていませんか?代用品があったりしませんか?常に頭の中に家のストックを思い描いておくべきです。
例えば白菜が安くても家にキャベツが残っているならそれから食べるべきです。冷凍保存できるものなら安い時にストックしておくというのも良いですが、ストックしすぎも結局は冷凍焼けを起こしてしまったりと良いことがありません。
家にあるもので献立を考えて、足りないなら買い足すといったスタンスのほうがいいでしょう。
自炊はこだわらずにお手軽にしましょう
節約を目的とした自炊をする場合、こだわりは厳禁です。レシピ通りに作ろうとして足りない食材や調味料を揃えた結果、何だか高くついてしまったということは起こりがちです。
自炊はあくまで自分や家族が食べるもの。お店で出す料理ではないのですから、手に入る食材で臨機応変に作ってしまえばいいのです。
例えば以下の食材は大体代用が効きます。
・キャベツ⇔白菜
・キノコ各種
・豚肉⇔鶏肉
・ウインナー⇔ベーコン
などなど、似たような食材に置き換えてもたいていは美味しく仕上がります。
調味料もついたくさん揃えがちですが、あまり使わない調味料に手を出してしまって結局使い切れずに処分していてはもったいないです。
例えばドレッシングは買わずにお酢やオイルで自作する。ナンプラーやチャツネなど出番が少なそうな調味料には手を出さず、どうしてもそれを使った料理が食べたいときはレトルトや外食で済ます・・・などした方が冷蔵庫もスッキリしますし、結果的に節約になったりします。
まとめ
以上、自炊の観点から節約についてお伝えしました。
ひとつひとつは大きな値段ではないけれど毎月まとまった額になる食費。切り詰めすぎて栄養が足りなくなったり好きなものが食べられなくてストレスがたまるのもよくないですが、出来るだけ抑えたいですよね。
こちらに記載したような方法を実践するだけで、食べるもののクオリティは下げずに節約効果があると思います。
挙げた内容はどれも難しくなく、明日から実践できるようなものばかり。しかも我慢やストレスもありません。無駄なものを買わずに、ストックをうまく回して自炊をしていると気持ちもスッキリしますよ。
せっかく節約のために自炊をしたのに何だかうまくいかない・・・という方の参考になればうれしいです。