睡眠の質・時間・効果を軽視していませんか?

睡眠の質・時間・効果を軽視していませんか?睡眠

睡眠が少ないと翌日疲れが出ますよね?平日は睡眠時間を削って仕事をして、休日にたっぷり寝て睡眠を確保している方もおられると思います。

では一体何時間くらい睡眠をとればいい感じで毎日を過ごすことが出来るのでしょうか?意外とわかっていないことが多いですよね。

そんな睡眠に関する質・時間・効果について書いてみたいと思います。

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睡眠の質

睡眠はただとれば良いというわけではありません。時間もそうですが、睡眠の「質」が大切になってきます。

睡眠は深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」、この2つを交互に繰り返しています。レム睡眠中は脳が活動しており、夢を見る睡眠です。

ノンレム睡眠は夢をみることもなくぐっすりの状態です。寝始めてから約3時間の間にノンレム睡眠に到達すれば脳と体を休めることができるので、ぐっすり寝たなぁと満足できます。

また朝に体内時計を整えることも重要です。起きたら太陽の光を浴びることで体内時計の「親時計」を目覚めさせることができます。そして朝食も「子時計」を目覚めさせるために重要です。

睡眠の質をよくするためには、1日のリズムが大切です。食事、入浴時間、寝る時間を計画的に決めて行動しましょう。

ノンレム睡眠とレム睡眠があるということも認識して睡眠について考えてみましょう。

最適な睡眠時間

最適な睡眠時間として7~9時間と言われています。これはノンレム睡眠とレム睡眠、この組み合わせを1サイクルとして約90分、これを一晩に4~6回繰り返すことが理想です。

朝に近づくにつれレム睡眠の割合が増え、自然な形で目が覚めます。床に入って30分以内に就寝できて途中で目覚めない、もしくは目覚めても1回であれば良い睡眠がとれていると考えられます。

ただ、昔はたくさん寝ていたけど、今は若い頃ほどは寝られないということもあるかと思いますが、これは歳をとると必要な睡眠時間が減る傾向にあるからです。

10代~20代の頃は約8時間程度が平均ですが、脳の老化に伴い睡眠の必要性が少ないと体が判断して少なくなります。

それでも個人差はあるので、自分にあった睡眠時間を7時間を目安にして調整していきましょう。昼間に眠くなるのであれば、もう少し長めにとるなど自分で気が付くことができるところからでも調整はできます。

睡眠の効果

睡眠は人にとってとても重要なものでありますが、具体的にはどんな効果があるのでしょうか?健康と長寿に関しての最適な睡眠時間は「7時間」との研究結果が出ています。

7時間とっている人の死亡率は低く、長寿でもあるということです。また心臓疾患との関係性でも、7~8時間の人が最もなりにくいという結果が出ています。

それに関連して、老化防止にも効果があります。アンチエイジングともいいますが、睡眠をとると成長ホルモンが分泌されます。1日の分泌量の約7割が睡眠中に分泌されます。

約7時間の睡眠の中でこの成長ホルモンの分泌から体全体へ広まるので、7時間の睡眠時間は確保しなけれなりません。

また体のリセットとして睡眠が必要です。睡眠の間に体の修復と記憶の整理を行っています。睡眠は前述の通り成長ホルモンを分泌するので、それが疲れをとり傷んだ部分を修復してくれます。

睡眠には健康や日々の疲れをとるために大変重要です。

まとめ

睡眠にはさまざまな効果があります。仕事が忙しい、遊ぶ時間がほしいからと、睡眠を軽視してはいけません。

いつも体がだるい、なんだかやる気が出ないからと、サプリや健康カプセルを飲むのも良いですが、まず睡眠を見直してみましょう。

睡眠の質を変えるように計画的な毎日を過ごせるよう気をつければ、改善するかもしれません。風邪を引いたけど睡眠をしっかりとったら翌日には改善して治っていた、ということもあります。

睡眠が最善の治療法という言葉もあります。それほど睡眠というものは重要なのです。睡眠不足では温泉へ入っても疲れは取れませんし、ストレスが溜まっても睡眠不足ではどんなヒーリングの方法を試しても効果はあまりありません。

睡眠の質をあげることで体はメンテンスされ、疲労も回復し頭の中も整理されます。日頃体調が優れない方は、睡眠のことについてもう少し真剣に考えてみましょう。

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