B級グルメを堪能するには?

B級グルメを堪能するには?グルメ

グルメというと、何かとても豪勢なイメージがあります。しかしそれとは別に、今はB級グルメというのも存在します。B級だからといって劣っているのではなく、その土地ならではの味を活かした、しかもお手頃な値段で食べられる料理という意味です。

このB級グルメには様々な珍しい料理や、それぞれの地で食べられてきた料理もあり、その意味で奥深さを感じることができます。

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グルメとB級グルメの違いとは?

グルメといえば、皆さんはどのような料理を想像するでしょうか。豪華なフレンチやイタリアン、あるいは旬の物を使った和食の会席膳、満漢全席のような料理を思い浮かべる人は多いでしょう。

しかしグルメというのは、何もこういう贅沢な料理を賞味することだけではありません。いわゆるB級グルメもまたグルメであり、食べることを楽しむということにおいては、本来のグルメと何ら変わることはないのです。

無論B級である以上、豪勢であるとか高価であるというわけではなく、安い値段で庶民的で、おいしく食べられるという点が重視されています。

特に最近では、郷土料理とこのB級グルメとの結びつきが強くなっています。いわゆる名古屋メシなどもそれに該当します。

また、本来の郷土料理とは別に、マスコミのPRなどによって近年急速にその土地の料理として知られるようになった物も含まれることがあります。

土地の物を活かした様々な料理が食べられるB級グルメ

B級というと、何か劣ったイメージがあると考える人もいます。しかしB級だからこそ手も届くし、財布を気にせずにお腹いっぱい食べられるというメリットもあるのです。

またB-1グランプリという大会も開かれています。このBは、かつてはB級グルメの意味で使われていました。しかし今では、B級ではなくブランドを意味するBと定義されていて、B級グルメというよりな、町おこしの理念を前面に打ち出すようになっています。

もちろん名古屋メシ以外にもB級グルメは多数存在します。たとえば月島もんじゃとか、よこすか海軍カレー、仙台の牛タン丼などもB級グルメに含める見方もあります。

特にカレーやハンバーガー、丼物や焼きそばをはじめとする麺類は、アレンジしやすいこともあり、B級グルメにも多くリストアップされています。

また当然ですが、土地の物を多く使う傾向があります。

B級グルメならではの味を旅先やイベントで味わおう

B級グルメの中には、え、こんなものもと思われる物もあります。たとえば門司の焼きカレーや高松のうどんバーガーなどです。その他にも新潟県上越市のレッド焼きそばやブラック焼きそばなど、かなり大胆な色使いの焼きそばもあります。

さらに水戸のメロンカレーなど思いがけない組み合わせの物もあれば、昔ながらの海鮮丼や地鶏料理などもあります。

こういった様々な料理を展開できるのは、B級グルメならではの幅の広さといえるかもしれません。本来のグルメとはまた違った、B級グルメならではの創意工夫を味わってみるのもまた良いものです。

旅行でその地を訪れるだけでなく、各地のB級グルメを集めたイベントなどもありますので、そういう機会を利用して、その土地ならではの味を堪能してみましょう。

B級グルメを味わうことで、日本各地で受け継がれて来た味覚や食材にも思いを馳せることができるのです。

まとめ

B級グルメといえば、何か本来のグルメの亜流のように思う人がいるかもしれません。しかしそれは正しくありません。

B級グルメというのは、元々はその地で受け継がれた味で、しかもお手頃な価格で手に入る物を意味しています。

ですので料理そのものを味わうという点では、何ら変わるところはありません。いわゆる名古屋メシなどがその代表ともいえますが、それ以外によこすか海軍カレーや月島もんじゃなども、B級グルメにカテゴライズされることがあります。

珍しい物としては、うどんバーガーなどというのもありますが、一方で昔ながらの海鮮料理や地鶏料理などもあります。こういう様々な料理が存在するのが、B級グルメの幅の広さでもあります。

旅先やイベントでそれらを味わいながら、その土地に思いを馳せてみるのも良いでしょう。

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