筋トレは、基本的に続けるのが難しいですよね。ダイエットや肉体改造のために、筋トレに挑戦する人は多いかと思いますが、きちんと結果を出している人は少数派でしょう。その理由の1つは、「筋トレの効果がわかりにくい」という事ではないでしょうか?
筋トレは、効果が出るまでに数か月かかります。トレーニング内容によっては、半年から一年くらい経ってから実感できることもあるでしょう。この長期間にわたるトレーニングを継続するためには、「自分はこれだけ変わった」という実感が持てるかが重要になります。
今回は、そんな筋トレの効果をわかりやすく体感するための方法をお話しします。
まずは明確な目標を用意しよう
トレーニングの効果を体感するために重要なのは、「現在の状態を知る」事です。
仮に、マラソンで「フルマラソンを速く走れるようになりたい」と考えたとしましょう。
その後トレーニングをしても、現在のタイムを知らなければ、本当に速くなったのかはわからないでしょう。そのため、まずは自分の目標と、それに対する現在の状態を記録することが重要です。
この時に重要なのは、
・目標の期限
・目標の数値化
・達成可能な目標
となります。詳しく見てみましょう。
目標の期限
目標は、いつまでに達成するのかを決めないと、継続できないことが多いです。
「この3か月だけは頑張ろう」と考えるのと、「できる限りずっと継続しよう」と考えるのでは、モチベーションがかなり変わってくるのではないでしょうか。
目標の数値化
目標達成には、達成する基準が必要になります。
「速く走る」という目標は漠然としていますが、「5kmを〇分で走る」という目標であれば、達成したか否かがきちんとわかります。
例えば腕周りの筋肉を付けたいのであれば、最初にメジャーなどで計測しているのも良いでしょうし、体脂肪率を目標にしても良いでしょう。
達成可能な目標
あまりにも大きな目標を立ててしまうと、「どうせできないでしょ」と考えてしまって、あきらめる可能性が高くなります。
そのため、達成できるか微妙なラインの目標を立てるのがベストです。
現在の体を写真に残しておく
ダイエットや肉体美を追求するような目標の場合には、体重を目標にするのも良いですが、実際に見た目をビジュアルとして残しておくという方法も良いでしょう。
筋トレをすると、脂肪が減って筋肉が増えますが、脂肪よりも筋肉の方が重いので、体重自体はあまり変わらないか、あるいは増えてしまう可能性もあります。
そのため、体重としての数値が変わらないものの、体つきの見た目が変わっている事をわかる方が良い場合もあるのです。
少し恥ずかしいかもしれませんが、自分の現在の状態を写真に残しておきましょう。
その後、1週間おきくらいに写真を撮っていけば、少しずつ変化しているのが確認でき、3か月もすれば、しっかりと違いを認識できるようになるでしょう。
彼氏彼女・家族などに宣言しておく
自分では気づかないことであっても、周りの人からしたら変化を感じれることってありますよね?周りに言われて初めて自分も意識することがあるように、意外と周りの人は細かい部分を見ていたりします。
ですので、ある程度の頻度で会う相手に対して、これから筋トレを継続するという事を宣言してみるのが良いでしょう。そうすると、相手としてもそういうつもりで自分を見ます。
「筋トレするって言ってたけど、少しやせたんじゃない?」なんて気付いてくれる可能性があります。
自分の評価も大切ですが、特に見た目を変えるために筋トレを行う場合には、周りからの評価の方が嬉しいこともあるでしょう。
定期的にスポーツをする機会を作ってみる
筋トレとは別に、スポーツをする機会を作ると、筋トレの効果を実感できます。スポーツは基本的に、身体全体を使う物が多いです。また、肺活量など体力も必要としますし、体重によっても大きく変わってきます。
ですので、スポーツを定期的にやっていると、
「筋トレを始めてから、動くのが楽になった」
「息切れしにくくなった」
「スムーズにシュートが打てるようになった」
など、日常生活よりも体の変化を体感しやすい状態になります。
まとめ
今回は、筋トレの効果を体感しやすくなる方法をお話してきました。
実際にトレーニングしている最中はきついかもしれませんが、効果を実感できればこれほど嬉しいことはありません。
自分自身が変わっていくことは、人生そのものが変わっていくような感覚になる人も多いのではないかと思います。
筋トレの効果が体感できると、より一層鍛えたいと思う気持ちがわいてくるでしょうから、是非体感してほしいと思っています。
この記事を読んで、あなたが筋トレで継続できるようになることを願っています。
■オススメ■