社会人になって英語の重要性はひしひしと感じ、ああしっかりと勉強していればよかったなと後悔する人も多いように思われます。
周りの知り合いの中には、外資系企業に吸収合併したので、英語の必要性に迫られたという人もいました。そんな方の体験談も含めて、大人になってから独学でどのように英語を身につけていけば良いのかと言うことを考えていきたいと思います。
聞く力を養おう!
まず、英語力を伸ばすためには、相手が何を話しているのかということを理解しなければいけませんよね。何を話しているのか理解するために必要なことは「聞く力」です。
文章としては読むことができるし、書くこともできるという人は多いかもしれませんが、英語を聞いて理解するという力を意識していない人は案外いるのではないでしょうか。
この聞く力を高めるためには、例えば、海外の映画やドラマを観たり、音楽と親しむことも大切です。
これはかなり効果的で、ナチュラルに話すスピードに慣れることもできますし、シーンに合わせた言い回しなども勉強することができます。
言葉を知っていても、どういうシーンで使うのか理解していなければ、実際の場面で使い方を間違って顰蹙を買ってしまうかもしれません。
プライベートでの言い方、ビジネスシーンでの言い方が学習できるので、苦手意識の強い方でも比較的取り組みやすいのではないでしょうか。
目標を作ろう!
やはり目標がなければ、なかなか続けることは難しいですよね。仕事で必要だから勉強するにしても、どの程度という目安は必要でしょう。
こういった目標を作る時に、有効なのは資格です。英語の資格として有名なのはやはりTOEICですが、こちらはビジネス英語のレベルを測ることのできる資格です。
点数でそのレベルを測ることができるので、今自分がどのくらいの力を持っているのか知ることができます。
しかし、TOEIC以外にもレベルを測ることのできる資格はあります。例えば日常に則した問題が出題されるCASECやGTECはオンラインで受験でき、受験費用がやや抑えることもできるので、初心者にはオススメの資格でもあります。
よりビジネスに使える英語力を目標にするのであれば、読む・書く・聞く・話す力を測るとのできるBULATSはいかがでしょうか。
商談のシーンを想定した問題などもあるので、より実践的な力を得ることができるでしょう。こうした目標を定めることで、より学習するモチベーションも上げることができます。
やっぱり大切なことは実践!
入社した当時は、英語力はあまり重視されていなかったけれども、取引相手もグローバルに変化し必要に迫られて英語を身につけた知り合い。
社会人になってどうやって身につけたのかと聞いてみたところ、様々な方法を試したそうです。何万もする教材を手に入れたり、英語教室のようなスクールに通ったりしたこともあったと言っていました。
その中で効果的だった方法はなんと「実践」。教材で勉強したけれども、結局飽きてしまって手放してしまったり、スクールも忙しくて通えなくなってしまったそうです。
しかし仕事で英語は使わないといけないので、簡単な英語でなんとかコミュニケーションを取っていたとのことです。
取引相手も英語が母国語ではないので、それほどうまくなかったらしく、意外と簡単な英語力でコミュニケーションを取ることができたのだそうです。
やはり実践が自分の力を伸ばしてくれるのかもしれませんね。
まとめ
社会人になってから英語力をつけようと思うと、忙しくて勉強する時間がないなど、上手くいかないことも多いかもしれません。
しかし、最近ではアプリなどでも簡単に勉強できるようになり、オンラインスクールなども増え、これまでよりも様々な方法で学習できるようになりました。
先ほどご紹介したように、映画作品やドラマ作品などから英語力を学ぶこともできます。やる気を持ち続けるためには、目標を設定することも大切でしょう。
資格に挑戦したり、実際に外国の方とコミュニケーションを取ることで自分がどのくらいの英語力をつけたのか知る、ということもモチベーションアップにつながります。
何よりも、英語を学習するということを続けていくことが大切です。無理なく続けられるように努力していきましょうね!