自分に対していつも何らかの嫌味を言ってくる上司っていませんか?こういったタイプの上司はどの会社でも少なからずいるもので、そういった上司がいると会社に行くのが億劫になってきます。
その上司は自分のことが少なからず嫌いなのではないか?と推測ができますが、そういった上司がいた場合にはどのように対処をするのが良いのか?どのように対処すれば問題が解決するのか?について考えてみましょう
正論を言っても無駄である
何かにつけて嫌味を言ってくる、こちらの機嫌を逆なでしてくるような上司の場合には、正論を言っても状況は変わりません。
気に障ることをするという目的に沿って行われているため、嫌味を言われるようなことはしていないとしても、そんなことは上司も知っているはずなので、そこを突き詰めてもしょうがないということなのです。
上司は上司という立場を利用して、部下が反論しづらいだろうという状況の中でそういったことを言っているので、そもそも正論を言いづらい状況になるわけですが、正論を言っても状況が変わるとはまずあり得ません。
つまり、こういった場合には正攻法で攻めても状況を打開することはできないということをまず知っておく必要があるのです。
正攻法で攻めてもしょうがないということは、発想を変えてそれで対処をしていくのがベストになります。
嫌味を素直に受け入れる
こういった状況で取るべき対処法というのは、上司に決して反論をしないということです。反論をしても無駄な状況であり、上司は上司という立場である以上、強く出ることがしやすいため、正攻法では通用しないとなります。
ここで重要なのは、嫌味を言ってくるような上司が、嫌味を言い続けることに快感を覚えない状況を作るということです。
嫌味を言ってくる上司は、嫌味を言って部下がへこたれている、嫌そうな顔をしている状況を楽しんでいる可能性が高いです。
そこで取るべき行動というのは、嫌味をそのまま受け入れるということです。決して反論をしないで素直に全て受け入れてしまうと、実際に嫌味を言っている立場の人間からすれば、全く面白くない状況になるのです。
だって、こちらが期待した反応が全く見られないということになりますから。肩透かしを食らったような感覚になると思います。
上司の言っていることを全て尊重する
上司が嫌味を言ってくるときには、その上司の嫌味を全て尊重しましょう。尊重するというのはどういうことか?というと、決して反論をせず全て正しいですと認めてしまうということです。
「全てあなたの言う通りであり、全く間違いはございません」といった対処を常にやり続けると、上司からすれば嫌味を言っているのに、全く期待した反応がないような状況に映ります。
これは上司からすれば全く面白くないので、今度は上司の方がイライラしてくる可能性があります。そして、嫌味を言い続けても上司が期待した反応が全く見られない状況が続けば、いずれ嫌味を言うという行動が収まる可能性が高くなります。
部下をいたぶることが楽しいと感じていたのに、それができなくなって、今度はストレスが溜まるような状況ならば、やめた方がマシだと判断する可能性が高くなるのです。
正攻法ではない対処法をとることも重要
部下をいたぶることでストレスを解消しようと図る上司はいます。そういった上司に当たると運が悪かったという言い方もできるかもしれませんが、まともに付き合ってはいけません。
周囲に相談をするという手もありますが、自分1人で確実にできる対処法を学んでおくというのも重要です。
そして、上司の言う嫌味に対して反論をしないでそのまま受け入れてしまう、素直に相手の言っていることを正しいと認めてしまうというのは、上司の心理面を逆手にとった対処法になります。
上司としては嫌味を言う行為がつまらない、逆にストレスになるといった状況に感じるでしょうから、こういった対処法を取ると、自然と嫌味を言ってくるような行為がなくなるのではないでしょうか。