ウェブ業界にはたくさんの職種があります。デザイナー、コーダー、ウェブ担、ディレクター、営業、プログラマー。
今現在、ウェブ業界で働いている、若しくは、これからウェブ業界で働いてやっていこうと考えている方は、絶対にプログラミング言語の習得をしておかないと5年もしないうちに行き詰まり、他業種への転職をよぎなくされます。
今回は、その理由についてご説明します。
ウェブ業界の進化スピードは異様に早い
ウェブの世界が誕生して約20年、たったの20年でとてつもない進化を遂げてきました。今や、どこの家庭にも光回線が引かれ、間もなく携帯電話も5Gの時代に突入します。
映画などの大容量映像コンテンツがストレスなく見られるようになるのです。そして、このスピードは年々益々早くなってきており、ウェブ業界で生きていくということは、このスピード感についていくのは当たり前。
むしろ、そのスピード感を見越して、先の先まで考えて行動していかなければ、個人も企業も生き残ることはできません。
スピード感とはつまり、学習し続けなければいけないということです。一年前にスキルと言えたものが、今日では自動化無料化されて、ウェブのド素人でも簡単に使えるようになってしまうのが当たり前。
付け焼刃のウェブマーケティングスキルやコーディングスキルなんてスグにスキルとは言えなくなります。
Googleがウェブ業界のスキルを無効化
この進化スピードの生みの親といっても過言ではないのが、ウェブ業界の王様、そしてもはや神様になりつつあるGoogleです。
Googleが右を向けば右、左を向けば左を向かないとウェブ業界では生き残っていけません。そして、Googleはありとあらゆることを自動化無料化していっており、近年、その傾向は顕著に表れています。
一昔前までは、ウェブサイトを作れること、htmlやcssでコーディングが行えることや、ワイヤーフレームをイラレ等の専用ソフトで引けることがスキルでした。
しかし、今では、コーディングなどしなくてもGoogleから無料配布されているGoogleビジネスのサイトサービスを使えばSEO内部施策もばっちりのサイトが初心者でも10分もあれば作れてしまいます。
つまり、Googleが自動化無料化できるスキルはあっとう間にスキルとは言えなくなるのです。
ウェブ業界で生き残れるスキルはプログラム
あなたがウェブ業界で起業している社長だと想像してください。Googleのサービスを使って無料でやれることを、わざわざ年俸500万円支払ってまで従業員を雇い入れるでしょうか?
安くできるアルバイトやパートを雇うはずです。つまり、ウェブ業界でサラリーマンとして生きていくということは常にGoogleの自動化無料化の波に飲まれないスキルをもち続けなけれならないということです。
既に、ほとんどのスキルが自動化無料化され始めていますが、プログラムを書けるプログラミングスキルは自動化されていません。
プログラミングが出来るだけでウェブ業界では圧倒的に重宝され年収も跳ね上がります。言わば、プログラミングスキルはウェブ業界の国家資格のようなものです。
アルバイトやパート勤務でも時給2000円はざらにあります。これから先のウェブ業界スキルとはプログラミングといっても過言ではないでしょう。
まとめ
ウェブ業界の進化スピードは異様に早く、そのスピードについていけないとあっと言う間に仕事がなくなる。
ウェブ業界を牛耳っているGoogleの向かう先を常に予想し、備えていかないと今持っているウェブスキルもスキルとは言えなくなる日が来る。
プログラミングスキルはGoogleによって自動化されるのに、まだ相当時間がかかるので、今のうちにしっかりと身に着けておくべき最優先のウェブスキル。
プログラミングが出来るだけでウェブ業界における年収は跳ね上がり、いくつになっても引手あまたで職には困らない。
ウェブ業界の国家資格はないが、プログラミングが出来るということは、それだけで企業から信用される。
これから先、ウェブ業界で生きていこうと考えているのであれば、一つでも多くのプログラム言語を習得し、次のGoogleの波に備えておきましょう。