英語を習得するために何を継続すれば良いのか?

英語を習得するために何を継続すれば良いのか?英語・英会話

英語をマスターしてビジネスに活用したい、そして更に幅広い仕事に従事し自分の能力を発揮したいと考えている方はたくさんいると思います。

もしかしたら、今時英語くらいできないと昇進が遅れてしまう、と不安に思っている方もいるかもしれません。

では、どうすればビジネス英語をマスターできるのか。10年近く海外に駐在し、日本でも長らく外資系企業で人事部門長を務めた方からアドバイスをもらいました。

スポンサーリンク

継続こそ唯一最大の武器

英語をマスターしたいけれど、いったい何から手を付けたらよいかと悩んでいる人は多いと思います。そのような方にお勧めするのは「中学校の英語の教科書」です。

1年生から3年生の教科書を取り出して、本文を5回づつ、新しく出てきた単語を10回づつ毎日継続して書き写すのです。1日に教科書1ページ分でよいです。これを毎日繰り返します。

この方法は中学1年生の夏休みの宿題でよくあるものです。「そんなことで英語ができるようになれば苦労しない」と思う方もいるでしょう。

多くの場合、そのような方はそのまま何もしないで「いつか英語ができるようになったら良いなあ」と思うままで年月を重ねてしまいます。

一方で、知人は5年前にこの方法を始め、現在でも引き続き出勤後始業前の20分、昼休み時間の20分を使って中学校の英語の教科書を書き写しているようです。

始めた当時はさっぱりわからなかった英語も、今ではひとりで海外出張に行くまでになっています。彼こそ学問に王道なし、そして継続こそ力なりを証明しています。

正しい日本語を使えるようになる

「私は英語が苦手です」という方と日本語で話してみると、話の内容があちこちに飛んで何を話しているのか分からない、理解しにくいということが少なくないと感じるのは私だけでしょうか。

その方(もちろん日本語が母国語)は一生懸命話しているのですが、当方にはきちんと伝わらない。何故でしょうか。恐らくその方の頭の中には色々な日本語の単語が去来していて、自分の思いをより良く伝えたい、という親切な気持ちが空回りしているかもしれません。

あまりにも多くのことを一度に伝えようとするので、聞き手には言葉の洪水となってしまうわけです。或いは話す順番を決めないままに思いついた言葉をがむしゃらに吐き出しているかもしれません。

このような方が(特に英語の初学者の場合)英語を話そうとするとどうなるでしょうか。日本語でさえうまく通じないのに、英語での意思疎通を期待するのは困難でしょう。

正しい日本語、特に成人して以降は相手にわかりやすい日本語を話す・書くことができないままに外国語を習得することは至難の業といえます。

正しい日本語で書かれた文章、例えば夏目漱石や志賀直哉の小説などをたくさん読んで、日本語通になることを忘れないで欲しいと思います。

ビジネスに精通する

英語をマスターしたいと思う方は多くの場合、外国(人)とのやり取りのあるビジネスに従事したいと考えているのだろうと思います。

例えば外資系企業で人事制度を作る業務を米国本社と共同で行っていたとします。Bonus(ボーナス)という単語が出てきました。日本人であるあなたは「全社員が6月、12月にはボーナスをもらえるような制度」を提案しますが、米国側は全く受け入れようとしません。

米国側からは何故ボーナスを全員に支給するのか質問が来ます。あなたは「6月、12月には住宅ローンの支払いや、中元歳暮の習慣もある」から支給は必要だ、と反論しますが米国側は理解しません。

何故でしょうか。米国でのBounsは「期待以上の成果を挙げた社員のみに支給される金銭」という理解だからです。

もし日本のボーナスを英語で伝えるならばSemi-annual salary(半期ごとの給与)或いはDiffered paymeny(後払い給与)という言い方をすべきです。

このように単に英語が使えるというだけでは実際のビジネスを動かすことはできないのです。

まとめ

英語のみならず何事にも近道はありません。地道に継続することに勝る方法はないと思います。それは体を動かす以外の方法で何度もダイエットに挑戦し、都度と失敗しているのと同じではないでしょうか。

英語をマスターするためにはとにかく続けることです。更にはリベラルアーツ(一般教養)の素養を身に付けるために古今東西の哲学書や随筆などに数多く触れることにも挑戦していただきたいと思います。

英語「を」話す、ではなく英語「で」ビジネスをすることが目的であれば、これらは欠かせません。何故ならばあなたのビジネスパートナーはリベラルアーツの素養を修得しており会食時などで、ごく普通にそれらの話題に触れてくるからです。

その時にもしあなたが話す内容を持たない場合、いくら英語が話せてもビジネスに最も必要な「信頼関係」を気付くことは困難になります。

ただでさえ忙しい皆さんに英語の勉強以外にあれこれ求めるのは苦しい限りですが、英語を使ってビジネスに足跡を残したいと思っている皆さんならば、活路を見出していただけると思います。

タイトルとURLをコピーしました