翌日に疲れを残さない!睡眠の質を高める生活習慣

翌日に疲れを残さない!睡眠の質を高める生活習慣睡眠

「朝起きた時、なんだか疲れが取れていない・・・」そんな悩みはありませんか?毎日ハードな仕事でクタクタになった体を癒すには、ぐっすり眠るのが一番です。

しかしどんなに睡眠時間を長く取っても、睡眠の質が悪ければ疲れを取ることはできません。今回は、睡眠の質を高めてスッキリ目覚めるために重要な毎日の生活習慣をご紹介します。

スポンサーリンク

毎日同じ時刻に寝て同じ時間に起きる

人間の体には、体内時計が備わっています。毎日決まった生活習慣にしたがって行動していると、体は生活リズムとして記憶してくれるのです。

毎日同じ時刻にベッドに入る習慣を作れば、体は決まった時刻になると「もう眠る時間だ」と判断します。自然に眠気が起こってスムーズに入眠できることで、睡眠の質を高めることができるでしょう。

逆に毎日バラバラの時間に寝ていると、体内時計が狂ってしまいます。ベッドに入ったのにいつまでも眠れない・・・そんなことになってしまうかもしれません。

また、起きる時間を決めることも重要です。これは眠気をもたらす「メラトニン」というホルモンに関係しています。「メラトニン」は、朝目覚めてから14〜16時間経つと体内で分泌され、体内時計に働きかけて眠気を引き起こすそうです。

毎日同じ時間に起きることで、規則正しい睡眠のリズムを作ることにつながるのです。毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることを心がけ、体内時計をコントロールしましょう!

寝る前にスマートフォンを見ない

ベッドに入ってからスマートフォンでSNSをチェックしたり、動画を見たりしていませんか?もしそんな習慣があるなら、ブルーライトによって睡眠の質が下がっているかもしれません。

ブルーライトとは、スマートフォンやパソコンなど電子機器の液晶画面から発せられる青い光のことです。様々な研究で、ブルーライトを浴びると脳が覚醒して睡眠の深さに影響を及ぼすことがわかっています。

ブルーライト自体は自然界にも存在するのですが、スマートフォンのように画面の光を至近距離で見るような使い方をすると、より大きな悪影響があるのです。

できれば、就寝の1時間以上前からスマートフォンを見るのは控えましょう。そのほかにも、ブルーライトカットレンズのついたメガネをかけたり、スマートフォンの色調設定を変えたりすることで、睡眠の質への影響を抑えることもできます。

夕方以降コーヒーを飲まない

日中、会社でリフレッシュのためにコーヒーを飲む方も多いのではないでしょうか。コーヒーには覚醒作用のあるカフェインが含まれているので、パッチリ目を覚まして仕事に取り込むことができます。

しかし気をつけていただきたいのですが、体内に入ったカフェインを分解するには思った以上に長い時間がかかるのです。個人の体格や分解能力によって異なりますが、最大で5〜6時間かかることもあるそうです。

例えば午後11時にベッドに入る場合、午後5時以降にコーヒーを飲むとカフェインが分解されないまま就寝してしまう計算になります。当然、カフェインが体内に残ったままでは眠りが浅くなり、睡眠の質が下がってしまいます。

夕方以降、できれば午後3時以降にコーヒーを飲むのは控えるようにしましょう。残業中、「もうひとがんばり!」とコーヒーを飲みたいこともあるでしょうが、睡眠の質を考えれば良くありません。

まとめ

今回は、睡眠の質を高めるための習慣を3つご紹介しました。

1.毎日同じ時刻に寝て同じ時間に起きる
2.寝る前にスマートフォンを見ない
3.夕方以降コーヒーを飲まない

どれも小さなことですが、睡眠の質を高めるには大事です。現代の日本人はなかなかよい睡眠を取れていません。経済協力開発機構(OECD)が行った調査によると、日本は加盟国のなかで最も睡眠時間が短いとの結果が出たそうです。

慢性的な睡眠不足がもたらす悪影響は無視できません。体の健康を損ねるだけでなく、メンタルの不調につながることもあります。これによって起こる経済的な損失も非常に大きいでしょう。

日本社会全体にとっても、睡眠の改善は急務と言えます。今回ご紹介した習慣を意識することで、睡眠の質を高めて心も体も健康的な生活を送りましょう!

タイトルとURLをコピーしました