節約と言えば、安く購入するといったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、安く購入するだけが節約ではありません。
そもそも不必要なものにお金を出さないという考え方も節約の1つです。ここでは無駄なものを買わないために気をつけたいことをご紹介します。
自分がここに該当するという人は、お財布事情に注意してみましょう。
家にあるものを最初に使おう
ほしい新商品が出ていると、どうしても羨ましくなってしまいますよね。例えば新しい洗剤が欲しいとしましょう。お店に行ったら、素晴らしい宣伝文句の洗剤が安く売っていた… ほしいと思ってしまいますよね。
しかし、だからといってこの洗剤を購入してしまったらそれは無駄になってしまいます。確かにその洗剤を使う可能性はありますが、家にある洗剤はどうするのでしょうか。
何か欲しいと思ったら、まず似たようなものが家にないかどうか考えてみましょう。例えば、まず家にある洗剤を全て使い切ってから新しいものを購入するという癖をつけなければいけないのです。
新しいものを購入し、家にあるものを使わなくなってしまったら、その家にあるものは二度と使いません。無駄にしないために、まず家にあるものを先に使うという癖をつけましょう。
たとえ機能が劣っていたとしても、無駄にするよりはマシです。
賞味期限が切れたものはない?
安くなっていた食材を購入し、つい使わずに放ってしまった、賞味期限が切れてしまって捨てざるを得なかった、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。
確かに調味料などであれば多少賞味期限が切れても大丈夫かもしれませんが、ものによってはすぐに賞味期限が切れてしまったり、賞味期限が切れたら出来る限り使わない方が良いというものもあります。
家にそのようなものがないかどうかまず探してみましょう。戸棚を開けたら賞味期限が切れかけているものが出てくるかもしれません。そしてそれをいつ購入したものか思い出し、そのような行いをしないように気をつけることも大切です。
もしもセールの時に大量買いし、最終的に使わなかったという経緯があるならば、セールには気をつけなければいけません。自分がどのような時にものを買ってしまうのか振り返り、余分なものを買わないように、使えないものは買わないように、そして買ったものは使うように気をつける必要があります。
食べ物などを無駄に作りすぎない
食べ物を大量に作ってしまい、最終的に食べきれなくて捨てざるを得なかった、という経験を持つ人もいるのではないでしょうか。それではあまりにももったいないですよね。
もしも大量に作ったのであれば、保存方法を考える必要があります。冬であれば冷蔵庫に入れなくても問題ないものもありますが、暖かくなってくるとすぐに食べ物はダメになってしまいます。
冷蔵庫に一晩入れなかったというだけで腐ってしまうこともありますので、どこに保存するのかしっかり考えましょう。また、もうそろそろ危ないかもしれないと思う前に冷凍庫にしまうという工夫も大切です。
一般的な食材であれば冷凍保存ができますので、そのあたり工夫しましょう。腐ってからでは遅いのです。万が一作りすぎてしまって食べ切れないという場合、近所の人に渡したり、お弁当に入れたりしても良いかもしれません。
まとめ
無駄なものを買わない、必要以上に買わない、ということこそ節約の基本といえます。安いものを買えば節約になるというわけでもありませんし、安いからといって大量買いをしても良いというわけではありません。
むしろ、家にあるものを使い切ってから新しいものを購入するように心がけるだけでも大きな節約が可能になります。特に新しい商品が好き、宣伝文句に負けてしまう、などというミーハーな人は注意が必要です。
確かに、新しい商品を見ると魅力的に感じてしまいますし、使ってみたいと思いますよね。それならば、今あるものを使い切ってからその商品を購入しようと決意してください。
前回お伝えした普段使う日常品に関しては、なくなる前に安いものを買っておくのも一つの方法ですが、うまく使い分ける必要があるかと思います。
家にあるものを使い切ることで家の中の整理も可能になります。特に新しいものを購入してしまい、戸棚が溢れているなどという状況にあるならば、いちど家の中を整理してみても良いかもしれませんね。