人間関係、特に人付き合いに悩む人というのはかなり多くいると思います。
何故、人付き合いが嫌なのか、苦手なのか、面倒くさいのかをまず考えたときに、よく聞くのが「自分は話下手だから」とか「沈黙になった時がきまずい」とかだと思います。
今回は、人付き合いについて難しく考えず、そして悩まなくても良くなる方法について書いてみたいと思います。
話下手は話さなくていい
自分は面白い話もできないし、何かを話そうものならその場の空気が悪くしてしまう。とても話下手だと自分のことは自分が一番よくわかっている。
だから人付き合いはしたくない、と。まずこの時点で大きな勘違いをしてる人が多いのですが、よく考えてみましょう。
あなたはテレビをみますか?テレビに出れるような人でも、面白くない話をする人や今まで盛り上がって爆笑だったのに一気に盛り下げる人って結構いませんか?
テレビをみる人であればちょっと思い起こせば何人かいるでしょう。テレビをみない人にはわからないかもしれませんが、結構いたりするのです。
でも、テレビに出てますよね?そういう人もテレビには必要だから出てるんです。だから面白い話ができなくても構わないのです。そういう人も必要だということです。
話したい人に、面白い話ができる人に話をしてもらえば良いのです。黙ってる人がいることは話してる人にとっては聞いてくれる人がいるということですよね。
ですので何か話さなければとか、何か面白い話をしなければ、なんて思う必要は全くないのです。
沈黙の時は頭の中で歌でも歌おう
一緒にいる相手が無口な人で特に2人っきりの時に沈黙になるとととても気まずく感じてしまう人や、大勢の人がいる中で沈黙が続くと、その空気に耐えられない人は結構いると思います。
そんなことが嫌だから人と一緒にいるのは嫌なんだと思う人が結構おられると思うのです。まわりを見ればみんなずっと楽しそうに話をしている。ずっと会話が途切れていない。なんて思っていませんか?
そんなことはありません。必ず話が途切れてる時間はあります。その時は何をしているのでしょう?喫茶店であればジュース飲んだり、タバコを吸う人であればタバコ吸うでしょう。
はっきりいってその時に気まずいなぁ、なんて全く思っていません。極端にいえば何も考えていません。だから沈黙になったら、頭の中で歌でも歌っていればいいのです。
誰かといるということは何か会う必要があったから一緒にいるのであって、用事が終われば解散でも良いのです。
頭の中で歌でも歌って、歌い終わっても沈黙だったなら「じゃ帰ろっか」で帰れば良いのです。
話が合わない時は合わさなくていい
相手と話が合わないのがしんどい、相手と話を合わせるのが面倒くさい。こんなことで悩んでる人もいるでしょう。
何故、こんなことでしんどい思いや面倒くさい思いをしなければならないのでしょうか?相手には相手の人生が、自分には自分の人生があるわけで、合うこともあれば合わないことがあるのも当然です。
話が合わなければ無理に合わせなくても良いのです。合わせなければ気まずくなるという人もいますが、そういう人がよくするのが相手に合わせないのではなく、自分に合わさせようとするのです。
相手の事を否定して、自分の事を肯定する。だから気まずくなるのです。先ほども書いたように、相手には相手の、自分には自分の人生があるのですかから、相手の考えも肯定した上で、自分の考えを言う。
そうすれば気まずくなんてならないはずです。人は否定されると良い気はしませんよね。それが気まずくなる原因です。
相手の事を肯定すれば相手も嫌な気はしないし、むしろ嬉しくなるでしょう。さらに、相手の事を理解することで自分の考えの幅が広がるでしょう。
その上で自分の考えを言えば、相手も理解してくれます。
まとめ
人付き合いで悩んでる人の多くはとても気遣いのできる人、とても優しい人ではないでしょうか。その性格は自分自身の最大の長所だと思って良いはずです。
ただ、相手のことを考えて過ぎて自分自身が一歩引いてしまう。それは気遣いでもなく優しさでもありません。単なる気にし過ぎ、考え過ぎです。
その優しさ、気遣いをもって話を聞いてあげれば良いのです。うなずいてあげれば良いのです。相手が切り出さなければ「帰ろうか」と切り出せば良いのです。
そして相手の事を肯定してあげれば良いのです。まずは一歩前に進みましょう。そうすればどんどん前に進むことができます。
人付き合いなんて気にするようなことではありません。ましてや気にし過ぎるなんてことは全く無駄と言っても良いでしょう。
もしこれまで気まずい思いをしてきた方は、単なる思い込みだったと気づけたのではないでしょうか。人付き合いが楽に感じるようになると、次は人付き合いが楽しくなってくるはずです。